昨日、理学療法士(PT)さんのリハビリが終わった後、入れ替わりで、言語聴覚士(ST)さんが来てくれました。

 

マスクをしてたから顔の下半分はわかりませんが、雰囲気が若々しく、30代か、もしかして20代後半?と思われました。
「今日は、初回なので早めに来させてもらうつもりでしたのに、時間ギリギリになって申し訳ありません」と、丁寧なご挨拶。
活舌が良く、張りのあるよく通る声。演劇でもしてたのかなと一瞬思いましたが、STさんって発声の指導もしますから。職業柄、そういう話し方になるんでしょうか。

 

「実は、僕の父親が同じ病気なんです。もう発症して10年くらいになりますが、今になって、こうしてあげれば良かったと思うことがたくさんあります」って。
この病気のことをよく知ってるんだという安心感。
この人におまかせすれば大丈夫かなと、一気に信頼感が増しました。

 

「理学療法士と違うことを言えば問題かもしれませんが、この病気の方は筋力を強くするのは良し悪しだと思います。病気が進むと、身体がこわばって、硬直がひどくなります。そのときに筋力が強いと、介護する側が大変になるので。筋力を鍛えるより、身体を柔らかくしなやかに保つことが重要だと思ってます」

 

PTさんも筋力を鍛えるとは言ってなかったです。
重心移動やバランスをとる練習をすると言ってたのは正解なのかな。

 

胸から上、肩、首、顔の運動、舌の運動、発声練習。
丁寧に説明しながら、リハビリを進めてくれます。

 

今はまだ筋肉もよく動けてるから、このまま維持を目指しましょう。
「僕が維持させます!」と、よく通る活舌のいい声で力強く言われました。

 

こんなこと言われたら、患者は感動するんだろうなあ。
でも、私は、アマノジャクだから、ちょっと芝居がかって聞こえてしまいました。
夫は、感動するどころか、ポカーンとしてました。(笑)
2回続けてのリハビリで、疲れて集中力がなくなってしまったようです。
体力的には大丈夫なようですが、精神的な疲れでしょう。

 

「もう、僕も44歳になったので・・・」
えーーーー? 44歳?!
めちゃくちゃ若く見えますよ。マスク越しだけど。(^-^;

 

結局、15分くらい時間オーバーしてしまい、次のとこに遅れるって、あわてて帰って行きました。
STさんが帰った後、夫はボーっとした様子で、「よくしゃべる人だなあ」って。(笑)

 

STさんへの評価は◎
訪問リハビリって、来る人によって、こんなに違うもんなんですかねえ。
さあ、OTさんをどうしようか。
もう少し慣れたら、こちらから色々注文出してみようかな。

 

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