本日から、訪問リハビリ始まりました。

 

夫の訪問リハビリは、理学療法士(PT)さん・作業療法士(OT)さん・言語聴覚士(ST)さんが、それぞれ週1回ずつ、入ってもらうことになってます。それ以外に、看護師さんが月に1回入るという契約です。

 

今日の訪問リハビリは作業療法士(OT)さんです。
訪問リハビリって、どんなことするのかな?OTさんって、何するんだろう?
夫も私も、楽しみにしてたんですよね。
それが、正直言うと、期待外れ。(^-^;

 

見た目40歳くらいに見えたんですが、訪問リハに慣れてない感じの方でした。
最初に名刺をいただいてご挨拶した後、床に座り込んでカバンの中をガサガサゴソゴソ。
何か探してる風で、こちらから声をかけにくく、その間、ずっと無言。
結構、長い間、無言・・・。

 

テーブルについての第一声が「調子はどうですか?」
「調子は・・・良くないです」と夫。
「調子は良くないですか」と言って、ノートに何か書いてます。
「体調は別に悪くないと思いますけど、歩くのがしんどいみたいで・・・」と私。

 

二つ目の質問が「何か困ってることはありますか?」でした。
「困ってることは・・・ありません」と夫。
私は、笑いそうになってしまいました。
そりゃ、夫は特に何も困ってないです。
トイレもお風呂も、今のところ、自分で行けるし、家中に手すりつけてから転倒も減ってるし。
しかし、もうちょい聞き方ってあるでしょうに。(^-^;

 

「病気のことはご存知ですか?」って聞いたら、「情報はもらってます」だって。

 

その後、身体の状態を見たいということで、ベッドに寝かせて、血圧と体温を測り、手や足を曲げたり伸ばしたり、夫はそのまま寝てしまいそうになってました。

 

で、結局、「身体が固くなってるので拘縮予防と、歩行能力が落ちないように予防するということでいいですか?」だって。
もちろん、それは最重要です。けど、それだと理学療法士で良くない?と思ったので、
「作業療法士さんと理学療法士さんと、どう違うんですか?」って聞いてみました。

 

そしたら、この方、初めてスラスラとしゃべり始めました。
「病院でしたら、理学療法士と作業療法士が組んでリハビリできるんですけど、訪問リハの場合は、一人で来るので、理学療法士とほぼ同じメニューです。ご要望があれば、お風呂やトイレが一人で行けるように練習したり、服の脱ぎ着の練習とか、そういうこともやりますが」
そしたら、夫が、「今は一人でお風呂も入れるけど、そのうち一人で出来なくなると思うから、そのときはお願いします」って、結構まともなこと言ってました。夫、偉かったね。

 

OTさんが帰った後の私と夫の会話。

「年いってそうだったのに、初心者みたいだったね」
「病院にいてたのかな」
「もしかして、脱サラして資格とったとか?」
「あれで、訪問リハやっていけるのかな。すぐやめるかも」
「けど、誰だって、最初は初心者だし」
「しばらく見守ってあげないといけないね」
「今日は初回の顔合わせで緊張してたかも」
「次回から本格的にリハビリ始まるだろうし」
「長い目で見てあげよう」

ということになりました。

 

水曜日に、理学療法士さんと言語聴覚士さんが来ます。
さて、どうなりますことやら。

 

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