S病院では、まず、尿管ステントという細い管を入れて、おしっこの流れを良くした上で、抗生剤の点滴。炎症や発熱がおさまってから、レーザーによる内視鏡手術を行うという方針を説明されました。
夫は10/18から10/24まで入院。いったん退院した後、11/5再入院、11/6手術、11/7退院というスケジュールでした。

 

合計10日間の入院中、ほぼ寝たきり状態だったので、夫の足はますます弱ったように思います。杖をついていてもバランスがとれず、今にも転びそうな歩き方です。
やはり、これは介護認定の申請をしなければ、という思いを強くしました。
夫の入院中に、包括支援センターの方が申請書を届けてくれていたので、記入が出来たらポストに投函するだけです。主治医の欄は、かかりつけのK病院に電話して確認をとってから、K病院の整形外科の先生の名前を書きました。

 

それからしばらくして、K病院の整形外科を受診し、介護認定の意見書を書いてもらいました。
先生は書類を書きつつ、夫に、「ちょっと認知症が進んだんじゃない?」と言います。
確かに言葉が不明瞭で呂律が回ってないし、時々、辻褄の合わないことも言うし、認知症が出てるのかなと思うこともありましたが、先生の口から認知症という言葉が出るのはイヤなものです。だって、夫はまだ60代なのですし。本人に向かって、そんなこと言って欲しくなかったなあ。ですが、私の心配をよそに、夫は素直にうなづいてました。「自分でも自覚があるんだね」と先生。
それから、歩行がおかしいことなども訴えたんですが、「入院して足の筋肉が衰えたんでしょう」という返答。
「いや、それだけじゃなくて、フラフラする感じで何か変」と夫。
「もしかしたら、脳梗塞とか起こしてるかもしれないね。検査してみましょうか」と先生。
K病院には、CTもMRIもそろってるので、検査は出来るのです。ただ、内科の先生が診るだけだから、どこまで診断がつくか不明です。
「ここで検査してもわからないと思う」と夫。
うわあ、そんなにはっきり言わなくても、もうちょっと他に言い方はないのか。空気読めないやつだなあと思いましたが、先生は気を悪くした感じもなく、「じゃあ、どこかに紹介状書きましょうか」と言われました。
私は、「Wクリニックに行こうかと思ってます。以前、かかったことがあるので、紹介状は大丈夫です」

 

脳神経外科で検査してもらおうという気持ちがこのときに固まりました。まさか、神経難病だとは思ってもいませんでしたが。

 

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