基礎演習
一応、美術系の学科だったので演習があったが、これが嫌で嫌でたまらなかった
毎回ミリ単位、時にはマイクロメートル単位の精密さと正確さを要求された。
学校の勉強のことで頭痛がしたのは初めてのことだった。
この日も演習があり気が重かった(*´Д`)=з
今回の演習は石膏を使い、完璧な正方形を作るというものだった・・・
作業に取り掛かり数時間がすぎると、出来上がる者がでてくる。
担当教授に測定してもらいOKがでれば帰れるというものだった
夕方6時近くになり、だんだん人が少なくなってきて焦りはじめた
「灰原~、俺OKもらえたから先に帰るわー」
「あ、お前終わったんだ?お疲れ~(;´ω`)ノ」
演習で毎回俺と良い勝負をしていた白岩までもが帰宅・・・ヽ(;´Д`)ノ
何とか出来上がったので測定をしてもらいに行った
これで帰れると思っていたら、
「おっどれどれ、見せてごらん!随分時間かかったなぁ~」
と教授・・・
「はいっしんどかったですけど、何とか出来上がりました(;^ω^A」
「んっ?ここの部分の長さ0.5ミリ位ずれてるよ?もう一回やってごらん」
は~まじかよ~・・ダメだしをくらいもう一回とりかかった
その部分を修正し、もう一度測定してもらう
「先生!直してきました!!!」
「おっどれどれ!・・・んっ?ここの角度、0.5度くらいずれてるよ?
もう一度やってごらん」
「そ、そうですか。解りました、やってみます( ゚ ▽ ゚ ;)」
っはぁ~?もーいーっじゃん!!どんだけこまけーんだよ(/TДT)/
と思い、席に戻り回りを見ると、残っているのは俺を含め4人だけ・・・
その中に見覚えがある奴がいた
佐藤だった
終業の時間になると、
「じゃ私は研究室にいるからできたら研究室に持ってきなさい」
と言って教授が出で行き演習室は無法地帯となった
「よー佐藤!お前も残ってたんかー!」
「灰原じゃん!てか腹減んない?あいついなくなったし飯喰いにいかない?(・ω・)」
「いいね!行こう行こう(ノ´▽`)ノ」
飯を食べ帰ってくると演習室には誰もいなかった
その後、二人で何回もダメだしをくらい終わったのは24時近くだった
「ねぇ、灰原の家に泊まっていい?俺、今から駅行っても終電間に合わないんだけ
ど・・・・(ノД`)」
「おっ・・おお!大丈夫だよ。じゃ家泊まってけよ(゚ー゚;」
家について二人でやけになり酒を飲んで長い一日が終わった
もう演習はこりごりだと思った
To Be Continued・・・→