NHK「ニュースウオッチ9」で無縁社会の特集が始まった。
人と人との関わりが無くなっていく日本社会の現象を取り上げたものだ。
単身世帯が増えていき、そして孤独死の問題がいま注目されている。
生涯未婚率(50歳の時点で結婚経験があるかどうかの指標)も当然関連はある。生涯未婚率は男性で15%を超え(女性は7.5%)、今後さらに増えると予想されている。
この無縁社会にどう対応していくのかを問う内容だ。
シニア層の顧客を多く持つボウリング場で働くスタッフは、無縁社会への有効な対策がボウリング場にあることを誰よりも実感を持って理解していると思う。
僕も先日、シニアのお客様からこんな言葉を聞いた。
「やっぱりここ(ボウリング場)はいいね~。誰かしら仲間がいるよ!」
そのお客様は、定年を迎えたときに一度ボウリング場から足が遠のいたのだが、10年くらいたってから再びボウリング場へ遊びに来るようになった。
定年後は奥様と定年後をのんびり過ごすと決めていたらしい。
しかし、その奥様が亡くなってしまった。単身世帯の仲間入りをしたのだ。
「かみさんがいなくなってどうしようかと思ったよ。ホントいつも一人なんだよ」
亡くなった現実を受け入れるまではいろいろな想いが頭をめぐっていたらしい。
そしてその現実を受け入れたときに、孤独感が襲ってきたそうだ。何度も「さみしいもんだよ~」と言っていた。
そんな時に以前やっていたボウリングを思い出した。
「久しぶりにボウリング場へ来てみたら、昔の仲間がみんなボウリングを続けているじゃない!?」
今ではみんなとボウリングを楽しんでいる。
まさに無縁社会への有効な対策の実例だ。
「ボウリング業界で働く意義」・「仕事に対する誇り」を感じる。
そしてこのような現場の声をもっとアピールするべきだと思う。
なぜならば、ボウリング業界の発展と日本社会が健全に進む道が一致していると思えるから・・。
さらに言うなら、日本は世界一の長寿国。
世界は日本を見ている。
ボウリング界の未来は明るいと思う・・・。