のりか 3月1日のブログです
先日友達と映画を見に行きました。
中国映画「色、戒(ラスト・コーション)」。
ヴェネツィア国際映画祭でグランプリの金獅子賞をもらった映画です。内容は、40年代の占領時期にあった上海を舞台として、愛によって救われる一人の男と愛ゆえに革命の理想に背かざるをえない一人の女の話です。
映画としても素晴らしい作品ですが、私が注目したのは、映画の中で主人公の女性である
王佳芝(ワン・チアチー)が着ていた“旗袍(チャイナドレス)”です。
主人公王佳芝を演じたのは湯唯(タン・ウェイ)という女優ですが、彼女はこの作品の中で
27着ものチャイナドレスを次々と取り換えて着こなします。![]()
どの一着をとって見ても、彼女の優美なシルエットを映し出していました。
この映画を見て、もうひとつ別の映画を思い出しました。
「茉莉花開(ジャスミンの花開く)」という映画です。近代の中国女性をとりまく愛情、結婚、家庭などを描く作品ですが、この作品も、チャイナドレスの見本でした。
私たちのような在日中国人女性は、きっと何枚かの“旗袍”をもっていますが、その大半は箪笥の「こやし」になっています。着ていくチャンスがあまりないからです。
でも私は今、スタイリストの勉強をしています。この勉強を活かして、普段、友達と映画や食事に出かける時に、気楽に着ていけるようなチャイナドレスの着こなしを工夫してみたいと思いました。
簡単そうでも難しいコーディネートになりそうですが、私は楽しみです。
私が今持っているチャイナドレスのうち、お気に入りの2着の写真です。花柄のほうは、シルクで普段用のもの。丈がちょっと短めなのが、日常生活用風です。黒のほうはベルベットによる玉虫の刺繍がしてあります。丈がちょっと長めで、夜のパーティー用です。 

