05-07「自転車による交通違反に青切符の制度が導入されたが周知不足」で紹介しました事柄から、傘さし運転が禁止になり、大阪で根付く『傘装着スタンド』が、生産や販売を中止する動きまで出てきた。
大阪の規定では変更があり、傘が出ていいのは傘装着スタンド(傘ホルダー)から左右15cm以下と決まっています。そのサイズに当てはまる傘は、大人用の傘には『ない』です。
この左右15cm以下と決まっていますと言うのは、可笑しいと思います。
これでは肩幅にも満たない狭過ぎる寸法に相当しますから規制する意味がありません。
例えば原動機付自転車の場合は、積載装置(荷台や前カゴ)の幅+左右0.15m以下とありますから、それに準する寸法になると思います。
しかし、それより幅広い乗車装置のハンドルの幅が0.55m-0.6mはありますから、この寸法が参考になるでしよう。
ここで、そもそも傘さし運転に使用する傘はハンドルに傘装着スタンドを取り付け、傘を装着して固定する単なる「荷物」の存在かと言う事です。
傘の使用は雨降り時に身体に雨が掛かるのを防ぐ役目とか、夏など強い日差しを身体に直接受けない目的の対策であり、一般的な荷物ではなく身体を守る雨具とか日差しを遮る覆いであり、天気から身体の保護をする器具だと言えるでしょう。
しかし、傘装着スタンドに傘を取り付けて使用した自転車の運転は、強い風を受けた際に煽られて安定を失うおそれがあったり、他の自転車やバイクの通行者とか通行車両に傘の先端が接触する可能性もあります。
傘の利用については、何も傘装着スタンドを使用して傘を取り付ける方法ではなく、傘帽子と言う昔から竹などで編まれた竹笠・菅笠・竹藤帽とか、ヤシの葉製の三度笠があって傘を帽子の様に被る方法で、ヘッドウエアとしてハンズフリーで両手をハンドルに確りと握れて安全ですが、強風には弱い様ですから調節あご紐が必要です。
一方、雨合羽(レインウエア)のフードは、左右に回転しないですから左右の確認を始め、後方の確認に後ろを振り返ろうとしても、フードの覆い(水滴が付いた透明のビニール)が邪魔をして見辛くて使い勝手が悪いです。
このフードの代わりに小さめの傘帽子(直径60Cm以内)を使用すると、見通しが良くなり使い勝手がが良いです。
傘帽子はAmazonや楽天などで中国製など各種類の商品が販売されています。
傘帽子を開いた状態の直径が70Cm程であれば交通規定内に収まると思います。
しかし、強い風を受けた際に煽られて安定を失うおそれがあったり、他の自転車やバイクの通行者とか通行車両に傘の先端が接触する可能性もあります。
他には、傘装着スタンドであれば一箇所のI型から二箇所の逆T型に変更して、ハンドルの左右に2箇所で取り付けて幅を40Cm程にすれば、合計70Cm程になり大半の傘は使用する事が可能かと思われます。
他に気になった事として、自転車は車道の左側通行が原則とありますが、右後方からどんな車が近づいているのか振り返らないと、分からないのが難点で怖さがあります。
すぐ脇の横(隙間50Cm程)を鉄の塊が猛スピードで急に駆け抜ける車道に、道路交通法を理解しないまま自転車利用者が送り出されている現実がある事です。
特にワゴン車やバン型車とか大型車が通ると急に風圧で押されたり、吸い込まれる様にして身体が煽られてハンドルが取られるのは危険を感じます。
道路交通法改正に現場の道路整備や実際の規制運用が追いついていない場面があります。
やはり、本当に必要としている社会事業として、安全と安心を目指す自転車の走行には自転車専用レーンなどの、「自転車通行空間」が必要で道路整備を進める必要があります。

