経済産業省原子力安全・保安院が2006年、避難準備区域の拡大など原子力施設の防災指針強化を検討していた国の原子力安全委員会に対し、「デメリットがあり、慎重に対応すべきだ」と異議を唱えていたことが15日、分かった。 安全委に与えた影響は不明だが、指針は東京電力福島第1原発事故が起きるまで改定されなかった。安全委は今月9日に国際原子力機関(IAEA)の基準に沿った改定案を策定したが、事故前に改定していれば5キロ圏内の住民避難が4時間半早まり、20キロ圏内の避難も早まった可能性があるという。
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