日本社会教育学会・関西研究集会に参加して来ました。その2 | PSIカウンセリング スタッフ★ブログ

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大阪・南船場に3月1日オープン!

カウンセリング事務所【PSIカウンセリングルーム】の

スタッフたちがお送りするブログです♪

久しぶりに長いブログを、最近していなかったテーマ「こころに触れる」で書きたいと思います。

そして、みなさんからの忌憚無きご意見をお伺いできればありがたい限りです。

 

 623日。

 昨年参加させていただいた不登校・登校拒否全国連絡会で同じ分科会になってからお世話になっている奈良教育大学の立石先生からご招待していただいた、日本社会教育学会・第37回関西研究集会(主催:日本社会教育学会 関西支部)に参加してきた。


 今回のテーマは「若者支援を読み解く。」

 事前に頂いた内容紹介資料には「支援のあり方」「若者支援と社会教育の課題」「教育と労働の接続」「現代の貧困」といったテーマと共に「居場所づくりや仲間づくり」の言葉があった。


 その2が遅くなってしまい、申し訳ないです!



PSIスタッフ★ブログ

 当日、朝。


9時30分にHEP前集合→長年お世話になっている喫茶店にてモーニング食べて会場へとの予定。

と、言うのもPSIは遅刻者が多い。特に学生世代。

そのための保険でもある。

案の定、集合時間には全員そろわず。

時間へのルーズさは中々治らないものである。


時間を切り売りする仕事。

将来カウンセラーになるのであれば、時間のルーズさは治した方がいい。

そうでなくても社会人になるなら治した方がいい。

結局、日本で暮らすためには治した方がいい。



会場へ。


会場の規模から50名から1000人規模の研究会との予想。

予想は的中。お偉方そうな方々がいっぱい。

お知り合いの顔も散見。ご挨拶。


で、あれば午後からのディスカッションでは最悪、一緒に行った2人も討論者になる。

一応、ディスカッションの練習はしてきたが…。


私も心理学系統の学会には行かせていただいたことはあるが、他の学会は初めて。

内容への知識の整理、講演内容の把握やディスカッションで対応できるように予習はしていく。

足りているとは思えないが、今までやってきた経験も付加すれば、何かしらのお役にたてるかなとの考え。あとはしっかりやるだけ。


講演。


京都市ユースサービス協会に所属されている、チーフユースワーカーの横江さんのお話。

青少年活動センターでの取り組みの歴史、日々の活動、センターの説明や、若者について、今後の取り組みたいことなどを懇切丁寧に解説していただいた。


いろいろなキーワードがあった。

福祉と教育の連携。

学校との連携。

他機関との連携。

それぞれの支援者に求められるスキルの問題。

セクシャルヘルスへの対応。

エンプロイヤビリティー(私の不勉強で初耳でしたが、調べれば納得の言葉でした)

などなど…。



昼食


私と小林さん、研修生の伊達の3人で天丼屋さんへ。

小林さんが競馬の結果を気にしていたのと、伊達さんが天丼を食べたことがないことが記憶に残る。そういう自分も天丼を食べるの久しぶりな気がする。



午後。ディスカッション。


討論者の午前の講演解説後に、参加者を7~8名のグループに分けて小グループ化してディスカッションをすることが発表される。

予想していた中で一番まずい形になった。

追い打ちをかけるように「できればお知り合いの方とは別々の班に」の声。

さようなら小林さん、伊達。

あとは自分で頑張るのだぞ。

なんて思いながら、自分の班を見る。

人数の集まりが悪い。


そこへ当日も演壇で大活躍の生田先生(奈良教育大学)が「ここ大丈夫ですか?」と来られる

去年の不登校の全国連絡会でお知り合いになって以来のお付き合い。

朝もお話したが、いまだに緊張。気さくな方だし、実際すごい優しいのだが…。大物すぎる(笑)


さらに空いている私の横の席に来られる明るい女性。

そう、午前中に講演をしてくださった横江さんである。

さらにめっちゃ緊張。(お話するとこれまた気さくでいい方である。凄い楽しかったです。)


そうこうしているうちに班分け終了。

伊達の班は不登校問題に精力的に活動されている、古庄さんがいらっしゃる。

(後々、不登校への支援実践者の会合に招待していただきました。この場を借りてですが、夏の間には行かせていただきます!)

小林さんの班は知り合いはいないけど、見たことある方は(後に詳細が判明して、やっぱりかの気持ちに)いらっしゃる。


で、私の班。

お名前を出していいのかわからないので、当日のしおりに名前が載っている方以外は割愛。


生田先生 某教育委員会の先生 公民館の管理のお仕事の方 渡辺先生


竹内 横江さん 某教育委員会の方


計7人。(後々みなさんで名刺交換しました。渡辺先生は京都大学の先生で、閉会あいさつをされていましたので掲載。)

「俺ここでいいのか…。」と思いながら始まる。

まず司会を決める。教育委員会の先生(優しい方だが、視線が鋭い!出来る先生オーラがすごい!)がしてくださることに。

で、全員の自己紹介。改めて自分の居場所はここであってるのかと問いたくなった。

次に、誰かがテーマを出し、それについて忌憚なくしゃべるといった流れに。




ここで今日一番、いや今年一番の驚きが私に。


「では話すことに慣れてはりそうなので、竹内さんからお願いします。」


なんということでしょう…。

まさかの一言である。

あんまり緊張しない私であるが、この時ばかりは嫌な汗が出た。

この中で一番社会教育について、残念ながらではあるが不勉強な私…。


私は今日の横江さんの講演内容や、生田先生の演壇でのお話、事前の勉強内容、自分の実務上で感じる問題をしゃべることに。


簡単に申し上げた内容をまとめると、「教育・福祉・心理などの枠組みを取っ払って、若者支援に当たるべき。縦ではなく、横の枠組みをしっかり作る。公的機関・民間機関、といった枠組みから横の連携で幅広い支援ができればいいのではないか?」という内容。


正直に言おう。久しぶりにすごく緊張した。

それをきっかけにいろいろとディスカッションに。

横江さんが講演内容について、私が捉え違いをしているのではないかと詳しい説明をしてくださる。横江さん…私の説明が伝わらなくて、余計な心配をかけてすいませんでした…。


ディスカッションの内容はどこまで言っていいのかわからないので割愛。

ただ、今後に生かせそうなことは、事務所の活動を含めて対応していきたいと思う。


終会。


そうこうしているうちに終了。

横江さんや、その他お知り合いに懇親会にお誘いいただいたのですが辞去して帰還。

小林さんと喫茶店でフィードバッグ。


そのまま事務所へ。

いろいろな課題について真剣に見つめ直した。

また情報発信のために活動。


今後に生かせる課題をたくさんいただき、大変勉強になった。

また今後もこういったものにはどんどん参加していきたいと思う。


7月4日現在、それを踏まえて新しい活動も始めた。

これをどうやって形にしていく(お手伝いをしています。)か?

それが問われているように思う。