第9回は、遂に！作品が変わります。
『護法魔王尊』の登場人物～かんたんに紹介～
天照大御神(アマテラスオオミカミ： 以下、ア。顔文字は
)・・・主人公を地球へ呼び寄せた張本人。実は異星人
月夜見尊(ツクヨミノミコト： 以下、ツ。顔文字は
)・・・天照の弟その一。ツク(月)を一方的に操っていたが、主人公のおかげで、会話が可能に。以来恋人同士(爆)
まずは、お名前をどうぞ
ア：天照大御神です。
ツ：月夜見尊と申します。
男性ですか女性ですか？
ツ：え・・・と。(困)
ア：女です
月夜見、あなたこのままだときっと女として話が進みますよ？(笑)
ツ：私は男です！
年齢は？
ツ：年齢・・・？暦とは何か違うのですか？(年齢の概念がない時代なのです)
ア：齢のことよ月夜見。暦のストックが12ヶ月分溜まると1歳と換算されるの。
ツ：なるほど。なれば私は、まだ22と少しなのですね。
ア：私は太陽神なので、太陽と同じ齢ということで
ツ：計算が面倒になりましたね姉上・・・？
二人の関係は？
ツ：姉弟ですね一応・・・。あまり認めたくないのですが。
ア：そんな風に言うと、お姉ちゃん泣いちゃうっ！
ツ：・・・・・・ホラ
二人の関係を何かに例えるならば、何？
ツ：太陽と月、陽と陰。対に位置する関係と、後の人々は語ります。
ほほう・・・・・・
二人のご職業は？
ア：神です。他の神に祀りあげられるほどの徹底した神です
ツ：だからこんな自己中心的な神に・・・・・・
私はツクと協力して暦を読み、時刻を設定する神です。
簡単に自己紹介をお願いします
ア：天照大御神です
先ほども述べた通り、太陽とほぼ同じ齢の神だわ。だから、少なくとも地球に生きる者たちよりは遙かに年上ね。
ツ：月夜見尊、地球に生まれし月の神です。姉上とは異母姉弟で、齢は通常の人間並みですが衰えることは基本的にありません。
じゃあ他己紹介、できるかな？
ア：我が弟ながら、とてもしっかり者の神だわ。
計算高くて現実主義なところが玉に瑕なのだけれども。
ツ：姉上は、理想家で、突拍子もないことを考えては周囲を翻弄しますね。
非常な楽天家でもあります。
二人のいる世界を簡単にご説明していただけますか？
ア：地球よ。太陽や月の存在を知る私たちとしては、宇宙の中にある小さな住処に過ぎないわよね？
ツ：・・・まぁそうですね・・・？
お住まいは？
ア：高天原です
ツ：人類の住む地の、宮崎県高千穂地方に当たります。
相手の誕生日言えます？
ツ：誕生日・・・？
ア：生まれた日のことよ。
ツ：それって齢と同じということでしょうか・・・？
ア：(高天原の位置はすらすら言えるのに何故誕生日は理解できないのかしら・・・？)
最近二人で行った場所はどこですか？
ツ：行ってはいませんが、先日クラマ(主人公)を交えて一緒にお茶会をしました。
ア：月夜見の淹れるフルーツティーはとても美味しいのよね
どうでした？
ア：なんかケンカしちゃったわよね・・・・・・
ツ：迷惑な話です・・・クラマがすごく困惑していましたよ。
彼の前でケンカをするのはもうやめましょう。
ア：いえ、あれはあなたが・・・
ツ：・・・なんですって？姉上こそ・・・
(以後ケンカ勃発)
いつも相手のことをなんて呼んでます？
ア：月夜見。
ツ：姉上。
身長はどっちが高い？
ツ：私でしょうか・・・でも、それほどの違いはありません。
ア：昔の者は、みんなこれくらいよね。
お互いに好きなところを言い合ってください
ツ：好きなところ・・・・・・？(困惑)
ア：（・・・何故困るのかしら？)
ああああなたは、よく細かいところまで気がつくわよね！
ツ：・・・あぁ！(理解したように)姉上の立ち直りの早さといいますか、何があってもすぐ忘れられるところは、尊敬できますね。
ア：(それって褒めているのかしら・・・？)
では嫌いなところは？
ツ：すぐ泣くところですね！
姉上、泣いてばかりいても物事は解決しませんよ！
ア：月夜見、どうしてあなたはそんなに冷たいの？
そんな夢のないことばかり言っていて、人生楽しい？
けんかはしないでくださいねっ
ツ：ほら、この方(インタビュアー)も困っておられるではありませんか。
ア：ケンカじゃないもの！月夜見が一方的に・・・
相手にやめて欲しい事とかあります？
ツ：駄々を捏ねない！
ア：えーん！！
最近相手にしてもらって嬉しかったこととかあります？
ア：私オリジナルの紅茶を作ってくれたことかしら。菜の花とタンポポの太陽みたいな紅茶！
ツ：それは良かったです。
最近相手に対して怒った事とかあります？
ツ：しょっちゅうですね･･････
ア：私が上なのに！！
ツ：なら何か姉らしいことをしてください・・・怒っても恐くさえないのですよ･･････？
ア：うう･･････
これから二人で何をしたいと考えていますか？
ア：私たちは対の存在だから、一緒に何かすることはできないわよね。
ツ：均衡が崩れてしまいますからね。
お互いに常日頃から思っていることを打ち明けてください
ア：いつも、悪いわね。
ツ：・・・・・・っ？(これまで言われたことのない言葉で混乱)
い、いえ、姉上こそ、いつも大変です、ね・・・・・・？(自分で何を言っているか解っていない)
ありがとうございました。
では最後に一言お願いします
ツ：どうもお騒がせ致しました・・・・・・
ア：やーん！！
天照、ドブにはまる。
ツ：姉上･･･そこに溜め池を造ったと何度言えば・・・