皆さんこんにちは🌞

毎日暑い日が続いていますね😵‍💫

この時期汗で悩まれる方も多いのではないでしょうか。

あまり知られていないかもしれないですが、汗は治療することで発汗量を抑えることができます!!

 

多汗症の治療には、塩化アルミニウム製剤外用、イオントフォレーシス療法、ボツリヌス療法、内服治療(プロ・バンサイン®)、外用治療(エクロックゲル®、ラピフォートワイプ®、アポハイドローション®)があります。

 

塩化アルミニウム製剤は収れん作用のある薬剤を、汗の気になる部位に外用することで、汗腺を塞ぎ汗を抑える作用があります。

 

イオントフォレーシス療法は、汗が気になる部位を、微弱電流が流れた水道水に浸すことで汗を抑える治療法です。

 

ボツリヌス療法は、ボトックス注射の成分であるボツリヌストキシンが、神経伝達物質であるアセチルコリンの放出を阻害し、神経から汗腺への伝達を遮断することで汗を抑えます。

 

プロ・バンサイン®内服治療は、抗コリン剤の内服薬で、アセチルコリンの働きを妨げることで汗を抑えます。

 

エクロックゲル®、ラピフォートワイプ®は抗コリン剤の外用薬で、アセチルコリンの働きを妨げることで汗を抑えます。エクロックゲル®は塗るタイプで、ラピフォートワイプ®は拭くタイプです。どちらも適用は脇のみになります。

 

アポハイドローション®は、今年の6月に発売され原発性手掌多汗症に対し、初めての保険適用の抗コリン剤の外用薬で、アセチルコリンの働きを妨げることで汗を抑えます。適用は手掌のみになります。

 

汗でお困りの方は皮膚科での相談を検討してみましょう🍀