基本的には政治経済やビジネス分野が私のフィールドであり、少し分野は異なるかもしれないが、今回は松本人志の件について個人的な考えを記したい。

 

ちなみに私は年齢的にはダウンタウン世代ではあるのだが、あまり見たことがないし、ファンでもない。

 

松本人志側と文春の言い分は対立しており、今後裁判になるだろうが、この裁判の行方については専門分野ではないし全く分からない。

 

今回お話ししたいのは、テレビが松本氏の出演を見送っているという点だ。

 

これは言うまでもなく、テレビはスポンサーの意向に影響を受けている。

 

松本氏の件は真偽が定かではなく、現状では推定無罪なわけだが、今の世間の情勢だと大手スポンサーの多くは「危うき者には近寄らず」で松本人志氏が出演しているならスポンサードを見送るということになる。

 

要するに今の民放のビジネスモデルだと、スポンサーの意向を無視できないから、出演するタレントは清廉潔白でないといけない状況になっているのだ。

 

これがコンプライアンスが厳しくなったテレビが面白くなくなったと言われる所以だ。

 

松本氏は裁判に集中して、裁判中は活動を見送るとしている。

 

おそらく裁判は2~3年になるだろうが、松本氏の財力をすれば全く問題ないんだろう。

 

問題はその後の展開だ。(もしくは裁判中に始めちゃうのかもしれないが)

 

松本氏はテレビというメディアに見切りをつけるのではないかと考えている。

 

松本氏の知名度を考えれば、月500円の自己メディアで5万人~10万人の会員を集めることは可能だろう。

 

会員5万人とすると月収2,500万円、10万人とすると5,000万円だ。

 

このあたりはYouTubeなどを使うのかもしれない。

 

YouTubeも広告モデルであり、ある程度テレビと同じく広告を出すスポンサーの影響は受けるが、テレビに比べるとずっと緩いとは思う。(迷惑系YouTuberなどが存在しているのがその証左だろう)

 

おそらくライトな部分はYouTubeなどで集めながら、オンラインサロン、有料ストリーミングメディアとか自分のメディアに誘導するという戦略になるのではないか。

 

松本氏のケースがロールモデルになれば、テレビに見切りをつけるタレントが多くなっていき、テレビはどんどん空洞化して面白くないものになっていくだろう。

 

もちろん松本氏レベルの影響力のあるタレントはそれほどはいないので、タレントの月収レベルは多くが松本氏よりももっと少ないものになるだろうが。

 

既に若年層はテレビを見なくなっている人が圧倒的になっている。

 

テレビはコンプライアンスが厳しすぎて面白くなく、放映時間にテレビの前にいなくてはいけないという不便なメディアという認識になっているのだ。

 

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