ソニー 12.7兆円  

 

パナソニック 3.3兆円

 

かつてはソニー、松下と比較された2社に時価総額で大きな差がついている。

(時価総額は1/29終値)

 

この差がどうして生まれたのだけど、ソニーはメディア、ゲーム、金融、そして半導体製造(CMOSイメージセンサー)という

圧倒的な競争力を持つ事業を持っている。

 

パナソニックは、そういう事業が見当たらない。

 

敢えて言えば、住宅関連事業は競争力があると思う。

 

あとやはり電池事業だろう。

(これは旧三洋電機の遺産だが)

 

電池事業については、EVの普及という追い風がある。

 

2020年4月にトヨタ自動車と合弁でプライム プラネット エナジー&ソリューションズ株式会社という車載電池の製造会社を設立している。

 

 
この施策は吉と出るか凶と出るかだが、トヨタと合弁とすることでトヨタの車載電池事業はがっつりと取り込めるが、他の日本の自動車メーカーの需要は取り込みにくくなるというデメリットがあるかもしれない。
 
車載電池の性能で圧倒的な性能とシェアを持てば、自動車メーカーよりも強い立場に立てるので、他の日本の自動車メーカーからの受注も増やせるのかもしれないが。
 
あとパナソニックはテスラへの供給を行ってきたが、どうもテスラが電池の自社生産に舵を切るのではないかという話があるようだ。
 

 

パナソニック津賀社長が言う「大した知的財産も持たないテスラが単独ではできない」というのは少し甘いような気もするが。

 

テスラの車載電池のOEM製造を行いたい会社はたくさんあるはずだから。(中国メーカーとか)

 
 

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