パナソニックが太陽電池製造から撤退との報道。
個人的にはむしろ遅すぎたぐらいだと思う。
個人的に太陽光発電ビジネスに関わることも結構あるのだが、太陽光発電投資の場合、日本メーカーのパネルは高すぎるし、
高い割に性能にそれほどの差が無い。
これで日本の太陽電池製造は京セラ、シャープのみになる。
ただし残念ながら太陽光発電のビジネスをやっていて、価格と性能という純粋な性能比較以外の政策的なものが無い限り
日本メーカーのパネルを選ぶことはほぼ無い。
太陽光発電においてパネルの値段はそのまま利回りに影響してくる。
価格が高ければ、発電量も多くならないと利回りが下がってしまう。
日本メーカーはその部分を日本メーカーであるという信用で補おうとしているように思えるが、その考え方が既にガラパゴス化している。
太陽光発電業者は確かに日本メーカーは安心だとは思う面はあるが、価格の差を埋めるほどの訴求力はない。
実はそのことに日本メーカーはずっと前から気が付いているが、惰性でそのままのビジネスモデルを続けている。
今のままだと、パナソニックに限らず、日本メーカーは早晩撤退を迫られる。
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