1995年のVMAで、マイケルが語った真実を考察し、

解明してみたいと思います。

 

DANGEROUSのダンスに加えられた

この不思議なポーズの意味についてです。

 

    

 

 

先回は、マイケルが、93年児童性的虐待訴訟で潔白を証明するのを断念し、

リサ・マリーと結婚せざるを得なくなった理由について、考察・検証しました。

 

その理由は「脅迫」でした。

 

結果として、マイケルは、それまで以上に真実を語ることは許されず、

作り上げられた意思や人格を、あたかもそれが当人の意思とか

人格であるかのように演じ続けなければならない状況に置かれてしまったのです。

 

 

2003年事件で、リサ・マリーの場合と同様に、全く無関係の原告の少年と

交友関係があったかのように演じさせられていたのは、

94年1月に起きた「脅迫」が続いていたからでした。

 

さらに、犯行の首謀者は、大勢の自らの息がかかった者たちで

周囲をぐるりと固めることにより、

彼を監禁状態に置くことに成功していたのです。

 

しかし、彼は諦めませんでした。

 

VMAの試みの意味を解明するために必要な作業として、

まずはじめに、マイケルは、

「MILKさんは日本人である」と語ってきたと言える根拠を考えます。

 

 

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マイケルの真実の語り方

 彼が「MILKさんは日本人」と語ってきたと言えるのは何故か?

 

 

先回解明した「語ることが相反する二つのインタビュー」の他に、

95年版カレンダー(94年制作)にも真実を語る試みの跡が見られます。

 

このカレンダーに関するエピソードとして、

製作会社ダニロ社のスポークスマンがこう語っていたからです。

 「これらは、マイケル自身が選んだ写真なのです。
  マドンナやガース・ブルックス等のカレンダーも我が社は手がけていますが、
 誰もマイケルのようにここまで一生懸命にはなりません。
 マイケルは本当に真剣に取り組んでいましたよ。」
      http://legend-of-mwfc.la.coocan.jp/93_02.html

 

 

 

 

他のカレンダーでは、このようには言われてないことから、

95年版で真実を語ろうとしていたことは間違いないと言えます。

 

12枚の写真の中から、特筆すべき写真を取り上げてみます。

 

 

1月

1枚目に掲載する写真として、マイケルは、

映画「ET」の有名なシーンになぞらえたこの画像を選んでいます。

 

  

 

 

彼は、カレンダーの最初のページ用に、

わざわざこの画像を作ったことになります。

 

一見、子ども達との触れ合いを表しているように見えますが、

 

マイケルの手は、ブラホアのギブスを付けた手になっています。

 

「ブラホアのギブス」は何を意味していたのでしょうか?

 

他の写真と考え合わせてみることにしましょう。

 

 

 

2月

ステージ上で、日本人の少女から花束を受け取っています。

 

この写真は、じつは、マイケル当人はピンボケに写っています。

 

カレンダー用に、当人がピンボケに写ってる写真を選ぶというのは、

通常、あり得ないことです。

 

ということから、ここに重要なメッセージが込められていたと言えます。

 

自分がピンボケに写った写真を選ぶことにより、

彼に花束を差し出す日本人の少女を目立たせていると言えます。

 

ブラホアのギブスをはめたマイケルの手の指先と

子どもの指先が触れ合う描写に関する「説明を加えていた」と推測できます。

 

 ”ステージの上で、日本人の少女から花束を受け取っている

 

つまり、「ジャパンツアー中に受け取ったMILKさんからの”花束”が

僕の心に触れた」と語っていたと思われます。

 

 

6月

アルバム「HISTORY」のブックレットの最後のページと

同じ描写の写真が選ばれています。

 

ブックレットの後ろ向きの黒人の少年はマイケル、

アジア系の少女はMILKさんを指していました。(下の写真左)

 

カレンダー(右)でも、潔白を証明する戦いを諦めざるを得なかったことを語って

いたことになります。この描写に重要な意味が込められているということに

気づいてほしかったからでしょう。

 

   

 

マイケルの両脇で肩を組んだ少年たちは、裁判でマイケルを擁護するために

戦おうとしていた弁護士たちを表していたのかもしれません。

 

 

12月 12枚目に選んだ写真

『TWO BIRDS』の画像に、『WILL YOU BE THERE?』

(そこにいてくれますか?)の文字がプリントされていました。

 

  

 

ということから.......、

 

カレンダーの最初に選ばれていた映画「ET」になぞらえた

以下の写真でマイケルが語りたかったことは、

 

激しい非難を浴びてカットするよう圧力を掛けられたブラホアの後半シーンを

復元するように促したMILKさんの説得の言葉(=花束)が、

彼の心の琴線に触れたと語っていたと推測できます。

 

 □ブラホアのダンスシーンの意味と「MILK」というあだ名の関係

 

  

 

 

”日本人の女性”で、しかも、

”ブラホアの後半シーンを復元するように説得した人”と言えば、

 

「君の他には居ないでしょ?君のことだよ。」と...

気づかせたかったのだろうと思われます。

 

 

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その後、95年9月、VMAでのパフォーマンスでも新たな真実を語りました。

この点に関しては、この記事の最後に考察します。

 

95年12月、マルセルマルソーとの共演「ONE NGHT ONLY」ショーの

コンセプトからして、ここでもMILKさんの心を揺さぶるような仕方で

語ろうとしていたために、

 

リハーサル中に倒れるように画策され、ほぼ半殺しの目に遭わせられる

ことにより、ショーを中止させられました。

 

  □「ONE NIGHT ONLY事件の真実」シリーズを参照

  ※MJ麻酔薬死亡事件は組織的殺人事件であり、

   この時に使った手法と同様の手口を使ったと推測できます。

 

 

この攻撃で、彼は、死んでもおかしくないほどの重体に陥りましたが、

全くひるむことなく、彼の方法で真実を語り続けます。

 

 

96年1月、リサ・マリーとの離婚が報じられた頃、甥っ子たち(3T)と

「WHY」のビデオで共演。

4人の背後に、「ドレスを着た不思議な鳥」の絵が掛けられています。

 

 

       

 

{鳥」と言えば、「TWO BIRDS」のMILKさん

 

   

 

 

「不思議な鳥」の絵は少女の頃のマルガリータ王女のドレス姿と、

 

  

 

顔の部分はハチドリになっています。

 

 

 

ハチドリは、英語圏では『ハミングバード』と呼ばれています。

 

「LITTLE SUSIE」の曲が、少女スージーのハミングから

始まることと関連付けているようです。

 

少女の頃のマルガリータ王女のドレスを着せるなどして、

 

マイケルは、MILKさんを「少女」として描写することに、

こだわっているように思えます。

 

  

 

おそらく、自分のことだと自覚していないように見える彼女に対して、

 

「自分でも、外見が子どもっぽく見えると自覚しているよね?

君の事なんだよ。」

 

というメッセージだったのかもしれません。

 

 

そのため、犯行の首謀者は、真実を語る彼の必死の試みを妨害するために、

彼独自の”語り方”を悪質に利用して、

 

皮肉と嘲りを込めたパロディのストーリーを創作し、

彼に、全く別の人格を演じさせてきたのです。

 

 

97’LIFE誌  赤ちゃん人形がそこら中に置かれている。

 

1998

 

 

犯行の首謀者は、”赤ちゃんポスターをアピールすれば、

マイケルは喜んでサービスする”と、ファンにそう信じさせてきました。

 

  「Living with MJ」の一場面

  

 

  ホテルの窓から

  

 

赤ちゃんポスターを受け取って喜ぶ演技を強要されていたのです。

 

  

 

 

 

そのため、以下のような異常な死亡現場写真を見ても、

ファンは、疑問を呈することなく受け入れてしまったのです。

 

恐るべき洗脳の手口。

 

  死亡現場

 

       死亡現場 

 

 

 

 

「WHY」の解説に戻ります。

 

よく見ると、「WHY」のサビの部分を歌うTJの”胸にバンソーコー”が....

 

  

 

 

胸(心臓の部分)のバンソーコーは「マイケルの心」を表わしていると思われ、

曲の歌詞の言葉をMILKさんに捧げていることを意味していたと思われます。

 

マイケルのアイディアでしょう。

 

「WHY」のサビの部分の歌詞はこうなっていました。

 

『それは僕の心の中にあることだから、逃れられるようなことではないんだ

もし僕の心に君が居なかったなら、僕は何処へ行けばいいのだろう

ガール 僕が傍に居ない君なんて見たくないんだ

君なしで生き続けることはできない 君なしでは僕は存在しないんだ』

 

 □WHYの和訳歌詞の全文はコチラ

 

 

 

続いて、3Tの「I NEED YOU」では、曲のクライマックスをマイケルが熱唱

 

メインボーカルのTJの衣装は、ユアノアのマイケルを彷彿する衣装でした。

 

   

 

しかも、やはり!

”胸にはバンソーコー”が貼られています。

 

   

 

”ユアノアの衣装と胸のバンソーコー”の描写により、マイケルが、

この曲の歌詞を自分からのメッセージとして

MILKさんに捧げていることを語っていたことになります。

 

     

 

 

 

この曲の歌詞を確認してみます。

 

 

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I NEED YOU (歌詞和訳)

 

君が必要なんだ
君無しでは一日たりとも生きて行けない

僕は特別な歌を書こうとしたんだ
君だけの為のラブソングを
君が僕をどんな気持ちにさせるのかを説明する為に

単純な内容だし 新しい言葉でも無いかもしれない
努力しても、より明確にすることが出来なかった

 

君が必要なんだ
君無しでは一日たりとも生きて行けない
君が必要なんだ
誰も知り得ない程に
君が必要なんだ
君の周りに僕の世界を築きたい
君が必要なんだ
君が必要なんだ

僕は歌詞を歌ってみて気付いた
既に(誰もが愛を語る時に)言ってきた言葉だって


だから、同じ意味を表す別の韻を踏んでみたけど....
でもそれでは僕が感じていることがよく表わされてなかった


始めの言葉こそが、もっと僕の気持ちを表しているということに気づいたんだ
だから、もう一度同じ言葉を伝えようと思う


(繰り返し)

君が必要なんだ
君無しでは一日たりとも生きて行けない
君が必要なんだ
誰も知り得ない程に
(誰も知り得ない程に)

君無しでは一日たりとも生きて行けないんだ
君が必要で、君の周りに僕の世界を築きたいんだ
(君が必要なんだ)

僕は特別な歌を書こうとしたんだ
君だけの為のラブソングを

    ”I need you”

 

 

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歌詞のこの部分に注目、

 

君が僕をどんな気持ちにさせるのかを説明する為に....

 .....僕は歌詞を歌ってみて気付いたんだ
既に(誰もが)言ってきた言葉だって
だから、同じ意味を表す別の韻を踏んでみたけど....
でもそれでは僕が感じていることがよく表されてなかった」

 

 

この歌詞で彼が語りたかったことは、おそらく、

アルバムDANGEROUSの中の曲の大半が、当時のマイケルが、

「MILKさんが自分をどんな気持ちにさせるか」を歌ったものだったのではないか。

 

同アルバム制作についてのエピソードが、それを裏付けています。

 

※ビデオ集「VISION」ブックレット19ページより

 

『世界中を駆け巡ったBADツアーをようやく終了した後に、

彼に、CD2枚組のベストアルバムの発売計画が持ち上がった。

しかし、数か月延期した後に、「膨大な新曲を作ってしまった」という理由で、

オリジナルアルバム「DANGEROUS」発売へと変更になった。』

 

 

’90~91年にかけて、何らかの感化を受けて膨大な数の新曲を

作ってしまったと説明されています。

 

つまり、MILKさんに出会ったことで、彼女に対する気持ちを表現すために、

「様々な語り方やメロディを試す」ことになり、

 

「膨大な新曲を作ってしまった」のではないか。

 

このことーMILKさんが彼をどんな気持ちにさせるかを語ることーが、

アルバムDANGEROUSのコンセプトになっていたと思われます。

 

 

 

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続いて、

□ 「WHO IS IT」で語られていたことを考え合わせてみる

 

 

WHO IS ITの「舞台」は、ツアー中のホテル。

 

 

 

 

「ALEX」という名が記されたカードを取り出す。

 

    

 

 

愛おしそうにカードを指でなぞる仕草により、

ALEXとは、彼の恋人を意味していると語っている。

 

     

 

この場面の窓枠に注目。  

 

   

 

 

彼がツアー中に宿泊してきたホテルの殆どは、

白いカーテンが掛けられた西洋風の窓でした。

 

 

WHO IS ITの彼の部屋の窓枠は”和風”になっています。

 

 

 

当時、マイケルが日本で宿泊していたキャピトル東急ホテルの部屋は

純日本風の作りになっていた。

 

 

 

 

ビートルズも宿泊したホテル

 

 

 

WHO IS ITは、93年初期に制作されたと考えられることを加味すると、

彼は、このフィルムで、

 

92年12月来日中のMILKさんとの物語

再現して語っていたと推測できます。

 

したがって、この場面は、ホテルの窓の下にMILKさんが現れた時に

彼が感じていた気持ちを語っていたと推測できます。

 

 

 

 

 

 

場面が変わって以下のシーンでは、ステージの客席に

MILKさんを見つけた時の同じ気持ちを語っていたと思われます。

 

 

ステージから観衆を見下ろしているMJ。

観衆の中に、MILKさんが居ることに気づいた。

 

 

  

 

この場面の描写は、

二人の間を隔てる”大きな見えない壁”が存在すること、

そして、”MILKさんの姿は人々の目には隠されていて見えない”

ことを語っていると推測できます。

 

   

 

 

『見えない壁』とは、

 

ジャクソン一家やMJの側近たち、彼らをバックアップする闇の支配者、

メディアや警察当局の他、

 

ダイアナ・ロスやE・テイラー、リサ・マリーやデビー・ロウなどの貪欲な女たち、

アル・シャープトンやシュムリ・ボテアック、ユリ・ゲラーや、

M・カルキン、ウェイド・ロブソンなどの売名目的の著明人たちを含む

膨大な数のキャサリンのビジネスの客たち

 

それに、キャサリンによって選ばれた熱狂的女性ファンを含む、

あたかも「帝国」のように巨大になった彼を取り囲む膨大な数の

『人間の壁』だったのです。

 

 

その日のステージを後にして憂いに沈むマイケル。

 

 

 

彼を待ち構えているビル・ブレイは、キャサリンの代理を務めてきました。

 

 

このような描写により、スケジュールのほぼ全てが、

側近に管理されていたと語っていると思われます。

 

 

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2001年制作の「YOU ROCK MY WOLD」の

 冒頭の描写を考え合わせてみる

 

 

ギャングのボスが、おもむろに折った「青い折り鶴」をテーブルに置きます。

「折り鶴」は、MILKさんが”日本人”であることを強調していたと思われます。

 

  

 

そこへマイケルが入ってきて、彼の目に入ったのは.....

 

  

 

 

暴力団に囲まれた「青い折り鶴」、つまり、MILKさんでした。

 

このシーンは、彼らがどのような仕方でマイケルを脅迫したのかを

語っていたと推測できます。

 

 

95年VMAでマイケルが語った真実と考え合わせる

 

 

バッティングのポーズに次いで、ホームランボールを見送るポーズ。

 

 

 

 

MILKさんが日本人で、”ジャパンツアーに関係がある”はずですから、

ホームランボールを見送るポーズは、

「東京ドーム」を示唆していたと推測できます。

 

東京ドームと反社会勢力(暴力団)の深い闇はよく知られてきました。

 

 

ですから、このダンスは、マイケルの側近が、マイケルを脅迫するために、

東京ドームを介して暴力団と取引をしたことを語っていたと考えられます。

 

  

 

 

彼の側近中の側近だったビル・ブレイは、ツアー以外の期間にも、

東京ドームに何度も足を運んでいたことが、ファンの間で知られていました。

 

マイケルがMILKさんから受け取った手紙を盗み見たビル・ブレイが、

MILKさんの所在を突き止め、外出中のMILKさんを尾行させて、

当人が気づかないうちに暴力団の組員たちに囲まれているところを

撮影したと考えられます。

 

マイケルは、その写真を見せられたので、即、

彼らの要求に従わざるを得なかったのでしょう。

 

このシーンはそのことを語っていたと思われます。

 

  

 

 

今直ぐにでもボスが「やれ」と合図を送れば、

計画を実行に移すことが出来ると脅されたと推測できます。

 

 

 

(この場合のボスとは、キャサリンを指していたのではないか?)

 

 

アルバム「Blood On The Dance Floor」のブックレットの中の
マイケルからのビル・ブレイへの謝辞に注目できます。

 

 

『ビルブレイに、心の底からの感謝を贈ります。

あなたの愛、導き、強さ、あなたの気遣いと共に

いつもそこに居てくれるあなたを愛する一人から.....

あなたは永遠に、私の心の中にいます。

そして、あなたは、いつも、(私の)ダンスの一部になるでしょう

               マイケル・ジャクソン』

 

絶大な賛辞の言葉を並べているのは、ビルがキャサリンの代理だからです。

 

マイケルとビルの関係について、

著書「救済」の278Pの役者追記にこうあります。

 

『マイケルとビルは90年代半ばに不仲になったのではという噂があり、

マイケルは、彼が退職して、2005年(※実際には2006年11月14日)に

亡くなるまでの10年間、一度も彼に会うことはなかったとされる。

 

何故その後、彼に会わなかったのか、詳細は不明である。しかし、

マイケルはビルの退職後も彼の治療費を支払い、彼が亡くなるまで

治療費を払い続けた。』

 

注記としてこうあります。

 

『「マイケル・ジャクソンの思い出」坂崎ニーナ著に、

「ビルがリタイアする時、マイケルは、彼に高価なメルセデス・ベンツを

プレゼントした」とある。不仲になったのは噂かもしれず、詳細は不明。』

 

 

読者の皆さんの中には、お気づきの方もおられるでしょう。

 

どうして、マイケルが、ビル・ブレイに給料を払い続けたり、

高価なメルセデス・ベンツをプレゼントすることが出来るのでしょうか。

 

彼は、ファミリーに、稼いだギャラを搾取されてきたのですから。

  https://ameblo.jp/psalms83-18/entry-12399783480.html

 

 

  

 

 

95年以降、マイケルとビル・ブレイが二度と会うことはなかった

というのは事実のようです。

 

マイケルは、病床のビルを一度も見舞いませんでした。

 

95年以降、二人が並んだ写真は存在しません。

 

公に語られてきたような二人の親密な仲が真実であれば、

ビルが死亡するまで、二人が二度と会うことがなかったというのは

あり得ないことでした。

 

ですから、マイケルが、彼の方法で語り残した説明こそが、

道理に合う真実であると言えます。

 

ビル・ブレイは、ホテルのマイケルの部屋に自由に入り込む権威を

与えられていたので、MILKさんからの手紙を盗み見ることが可能でした。

 

WHO IS ITの中ほどに、

ビルが「ALEX」のカードを見つけ出すシーンがあります。

 

   

 

 

そして、94年1月25日、その部屋にマイケルが入ってきた時、

目の前に差し出された写真の中に、

 

 

 

 

日本の暴力団の組員たちに囲まれた「折り鶴」、つまり、

MILKさんを見たと推測できます。

 

  

 

 

マイケルは、見事に真実を語っています。

 

 

つづく