友人と飲んでムラムラしたマヨエール。
こういうときに、男性のみなさまは、無店舗型のヘルスや、特殊浴場を利用されるのかもしれません。
けれどもマヨエールはそういうものを利用するのがどうもしっくりこなくて、闇のサイトで鶯谷周辺をサーチしていたのです。
きっと野🍓がみつかる筈。すっぱい木🍓でもいい。
でもこの日に限って見つかりません。
路上に目をやると、子猫くらいの大きさのネズミが堂々と動き回っています。人間がきても、さーっと動くわけでもなく、実に堂々としている。まあ、立派なもんです。
「おにーさん まっさーじ いかがですかー」
年齢不詳の芋っぽい娘、ダウンジャケット姿ですが、痩せてもいないし太ってもいない。
すこし浅黒いので、ぐっときました。
「ふつうのマッサージ?」
「そうだよー、あなたどういうまっさーじさがしてる?」
「ふつうのコースの裏、15Kくらいのスペシャルコース、かな?」
娘はケラケラ笑って、マヨエールはまあこれでもいいかとついていきます。財布は鞄に入れて鍵をかけて、スマホケースにカード類を入れておく。
雑居ビルの3階、階段で上がりました。
店内は、姉貴分?の長髪の女がいて、ひまわりの種を食べながらスマホをいじっている。
これね、殻をむくにはコツがあって、前歯で種を縦に割って、中身だけ吸って、殻はそのまま吐き出すんです。
ちょっとくれといって、マヨエールは上手に殻を割ってみせる。
地方活動で、PJと仲良くなるには、いかにその土地の食べ物をおいしく食べるかにかかっています。
長髪の女は、あなたわかってるね、みたいな態度になって、しばし、ダウンジャケットの女もいれて、三者でおしゃべり。
黒龍江省の出身だそう。あのあたりのジャガイモの炒め、うまいんだよな。
そうして、どっちがいいかと聞く。長髪の女か、ダウンジャケットの女。マヨエールはせっかくのこ゚縁なので、ダウンジャケットの女に決めて、ふつうのマッサージじゃない料金を払う。
うながされるままシャワーを浴びます。もちろんスマホケースは持って入ります。
マッサージの施術台は、タオルをひいたベッドのようなかんじ。ローションがみえます。
こういうのは、久しぶりだなあとおもっているうちに、女がかたちだけのマッサージをしてくれる。そうして、いつの間にかゴムをかぶせて、さあ好きにしろと横たわります。
ムラムラしているものだから、覆いかぶさりますが、ここでうえっとなってしまって、シャワーにぶちまけてしまった。
そうしたら娘は、あの投げやりなかんじはどこかにいって、掃除はいいからしばらく休めといって、世話をしてくれるのです。
浅黒い肌、体格はもう農民です。
この娘を抱こうとしたのかあと思いながら、腹の妊娠線をみて、案外年齢がいっているのかもと考えなおしました。
個室を出ると、長髪の女がなにか料理をしていた。鮒のような魚の煮込みです。
「おちついたら、あなたこれたべるね」
といわれ、お茶を飲んで、おちついたので魚を食べました。香辛料がきいているからか、生臭さはない。
川の魚ですが、身が柔らかく白身です。鯰かもしれないですが、鱗があったので鯉かもしれません。
これは料金をもらって、なにもサービスできなかったから、と気をきかせてくれたのかもなあと、マヨエールは思ったのでした。
なんか地方活動のようでもありますね。
おしまい