今春のゆで太郎クーポンは、気合が入っている。
30周年記念ということで、久々に「海老天無料券」が復活。
この最強クーポンを3冊もあげたのに、Jさんは「わかめ」とか「カレー」券を使ったそう。
なんで最強の海老天券を使わないのだ。
ということで、あまりJさんと茶飯することはないのだが、ゆで太郎へ。
「朝そばという、朝限定メニューが一番アツいんだ。ワンコインをきるからね。そこでこの海老天券を使えばもう数え役満だよ!」
「散歩、手芸、ゆで太郎でクーポンアピールして、相手はコスパコスパ CP値CP値ばっかりいって、店もネットのレビューみないと選べないやつら。あいつら(婚活男性)台湾人みたい・・・」
「だってしょうがないじゃん、日本も台湾も30年くらい停滞してるし、そんな環境で育ったら、行動原理がコスパになるって。レビュー気にするのは、失敗を恐れているからだよ。リスクをとる余裕がないの」
殺風景なゆで太郎の店内に、すらっとした明るい長髪の美人さん、掃き溜めに鶴だね、本当に。
Jさんは、無料券で提供された海老天の小ささに驚いた。
「才巻より小さい・・・ なにこれ」
「車海老出してたら、つぶれちゃうじゃんゆで太郎」
Jさんは、声にならないため息をついた。
「今週もお見合いあるんでしょ?」
「ある」
「もう、インルームダイニングでなだ万の朝食食べるのは、別の世界のことと思って、ゆで太郎の朝そばと海老天券をあつく語ればたぶん、刺さる人いるって」
Jさんから聞く婚活は、地獄のようである。テニスの話NG、ミュージカルの話NG、紀ノ国屋スーパーと海外旅行の話は即地雷認定、散歩、手芸、金のかからない趣味が男性受けするという。デートは、彼女からすると高校生レベル。
極上PJの彼女が、なぜここまでして、こんな世界で必死なのだろう。彼女は婚活なんかしなくても、同年代と出会いがいくらでもある筈なんだけど。
マヨエールに今できることは、ゆで太郎しかない。(さすがに吉野家は彼女にきついだろう)
大人会よりも、Jさんとは最近、ゆで太郎会ばっかりしている気がするw
万上旅館が健在なら、一由そばか、六文そばから万上旅館で大人、ということもできたんだけど。。