婚活で大苦戦のJさん。
容姿端麗かつ語学が堪能な彼女は、太Pをたくさん抱えており、普通あなたの歳では知らないでしょ! という世界を知っている。
競馬場のドレスコードのある席とかね。シティホテルのクラブフロアのラウンジの無料の軽食くらいでは、彼女はなんとも思わない。
しかしもうすぐアラサーなので、焦って婚活をしているのだが、太Pたちによって、すっかり感覚がバグってしまった彼女。同年代の婚活男性たちは、ありえないくらいひどい男に見えるようだ。(シャツが餃子の王将と汗のにおいのMIXなんだってw)
しかも、同年代のハイスペほど女性慣れしていないらしい。
長い付き合いの彼女(友達価格で会ってくれる性、いや聖PJ)のため、先月マヨエールはけっこうがんばった。
ゆで太郎のクーポンを3冊もあげて、一緒にゆで太郎にいって、ね、クーポンいいでしょ!? かき揚げも大盛りもわかめもカレーも無料! これ最強だよ! デートでクーポン使ったからなし判定はかわいそう、と助言をした。ワンコインでもけっこう食べられるんだと、Jさんはゆで太郎に感動していた。
あとは、お酒だ。
あのね、普通の女子は、日常的にテタンジェとか飲まないからね、アルパカとかだし、なんなら4リットルの甲類焼酎をハイサワーで割って・・・
といったら、Jさんはぎろっとマヨエールを睨んだ。
そうだ、太Pの100分の1くらいだけど、彼女の感覚をバグらせてしまった責任の一端は、マヨエールにもある。
いつも勝手にインルームダイニングでなにか頼むのを黙認して、上等の酒の味も教えてしまい・・・
わかった、Jちゃん、本当に甲類焼酎って飲めるんだって。あれでも人間は生きていけるんだ。マヨエールも飲むから、Jちゃんも飲も?
というわけで、あの禁断の4リットル焼酎チャレンジがはじまった。
ハイサワー、バイス、ホッピー、ひととおり割り材をためして、毎回JさんにLINE.
バイス案外いけるよ!
Jさんも、ホッピーいけるよ! とノリノリで返信してきた。
氷とお湯で割って、梅干しを入れてもけっこういける。こうやって、マドラーで梅をつぶしながら・・とJさんにLINE
かつお節をいれるともっといいよとJさんからまたもノリノリのLINE
そして4リットル甲類焼酎チャレンジは、見事完走した。ちょっとだけ煮込みに転用したのは秘密w
連休、彼女は大好きなハワイにも行かず、婚活に全力投入だそうだから、大戸屋でナシ判定、吊るしのジャケットでナシ判定、クーポンでナシ判定、そんなことをしないで、いい出会いがあればいいなあと願っている。
いやあ、PJさんと一緒に甲類焼酎チャレンジした先月は、きつかったなあ、というおはなし。