容姿端麗、アラサー団体職員Jさんならの会いませんかLINEがすさまじい。


長い付き合い(腐れ縁)の彼女なので、んもー、また高価な頭陀袋とかコスメの支払いがかさんでたいへんなんだな、となんとなくわかる。仕方がないので、泊まっているところで会うと、夜景をみて目をキラキラさせて、次はもっとちゃんと会いましょう! と彼女はいうw いままではちゃんと会ってなかったんかいw


しかし、こんな関係になってしまったのには私にも原因があり、いつの間に彼女とは、大人よりも、この世界の行く先について本音トークを繰り広げるようになった。そして彼女は週末はボランティアで忙しい。その話もする。人間にはいろいろな面がある。私もこんなゲスい活動をしながらボランティアをしているかもしれないのだ。


一緒に、最近の相場や状況について語り合う。この活動に見切りをつけたPJは、婚活市場に参入する場合もあるようであるが、イケオジたちに華やかな世界を散々見せられたPJたちにとって、女性のエスコートもできない、デートを大戸屋でする(大戸屋おいしいけどw)婚活市場の善良な同年代の男たちは、ありえないのであり、なかなか前途多難なようである。

  

行為をして(もうちょっと濃厚にしてくれないかな、、、と毎回おもうw)、おしゃべりする。


「甲類焼酎あるじゃん、ビッグマンとか、寶とか。でっかいペットボトルに入ってるやつ。あれさあ、割りもの工夫すれば案外飲めるんだよ! 俺、2週間で4リットル飲み切ってさ、なんだ、これでもぜんぜんいけんじゃん、いざとなればこれで生きていけばいいやと思ったよ。」

彼女は、ワインクーラーに突っ込んであるプルミエのシャブリをバーガンディグラスに注いで飲んだ。

「ホッピーも好きよ。外1に対してナカは4。」

「おー、下町の飲み方だね。(自分にも4とはいわないから3杯くらいおかわりさせてくれないかな、、、)」


Jさんとおしゃべりして、お互い、健康で、楽しく生きましょうと彼女と別れた。彼女は悲壮なところがない。結婚相談所の昭和の価値観のお見合いBBAにあれこれいわれただろうに、元気いっぱい。結局、一緒にいて気が楽だというのが、長く続く相手の特徴なのかもしれない。