内閣官房報償費について一定期間後に公開との暴論 | 公会計の動向

内閣官房報償費について一定期間後に公開との暴論

 47NEWSが24年12月5日に掲出した「藤村氏、機密費使途「公開せず」 時期と額は一定期間後に 」〔共同通信〕は、藤村修官房長官が5日午前の記者会見で、透明性確保の在り方を検討していた内閣官房報償費(機密費)について「支出相手方や支払い目的などは極めて秘匿性の高い情報で公開に適さない」とする私案を公表したと報じる。会計手続き上の支払決定時期や支払額を一定期間後に公開するのは可能としたとも。民主党は政権交代後の22年に当時の鳩山由紀夫首相が「全て公開すべきだ」と国会答弁するなど、機密費の透明性確保を主張していたが、藤村氏の私案は後退した内容となったと記事は伝える。これに関連し、藤村氏は機密費の不開示処分を一部取り消した11月の大阪地裁判決について大阪高裁に控訴する方針を明らかにしたとも。


 仮にシアヌークさんへ金銭を渡していた場合、それを公表することは、カンボジアの歴史からシアヌークさんを抹殺することになりかねない。それは国益とは言えないだろう。