収入未済額で計上していた未収水道料を不納欠損処理したところ百条委 | 公会計の動向

収入未済額で計上していた未収水道料を不納欠損処理したところ百条委

 読売サイト埼玉ページが23年10月19日に掲出した「会計処理に疑問 百条委宮代町議会設置 下水道決算めぐり 」は、宮代町の22年度公共下水道事業特別会計決算の会計処理に疑問があるとして、宮代町議会が18日の臨時議会で、地方自治法100条に基づき強制調査権を持つ調査特別委員会(百条委員会)の設置を決め、委員11人を選任したと報じる。26日に初会合を開くとか。9月議会に提出された同決算では、町は5~17年度の受益者負担金の滞納額約980万円を、5年の時効が成立し徴収できなくなった「不納欠損額」として計上しているが、21年度決算までは「収入未済額」として処理していたとか。町側は「不納欠損額と、処理すべき時期についての、法令上の明確な規定はない」と説明したが、同決算は議会最終日の9月28日に不認定とされたとの由。今月18日の臨時議会で行われた、百条委設置決議を巡る討論では、決算を不認定とした議員から「督促がどのように行われ、滞納対策はどうなっていたか調査する必要がある」と賛成意見が出された一方、「調査権を発動しなくても通常の委員会や監査請求などで調査できる」との反対意見もあったが、採決の結果、賛成7、反対6だったとか。庄司博光町長は臨時議会の最後に「引き続き理解を得られるよう努力していきたい」と述べたとのこと。