法人申告漏れを年間で2兆円見付けた | 公会計の動向

法人申告漏れを年間で2兆円見付けた

 朝日が11月4日に掲出した「法人の申告漏れ2兆円超 過去2番目の多さ 国税庁調査 」は、今年6月までの1年間に税務調査を受けた全国の法人の申告漏れ額は2兆493億円(前年比154%)に上り、統計を始めた昭和42年以降、平成10年に次いで2番目に多かったことが国税庁のまとめで分かったと報じる。海外取引を行う法人で計8千億円(同366%)の申告漏れがあり、総額を押し上げる一因になったとか。申告漏れがあったのは、同庁が調べた13万9千社のうち10万社で、そのうち2万9千社で仮装や隠蔽などの不正経理があったと指摘されていて、追徴税額は重加算税を含め、計3799億円だったとか。調査を強化している国際取引関連では、租税条約を結んでいる58カ国と年間50万件の情報交換を実施していて、こうした情報交換から、海外の取引先に4年間で4千万円分の架空外注費を計上していたコンサルタント会社の不正を突き止めるなどしたとか。