三セク社員による着服事件
北海道新聞が11月2日に掲出した「ずさん経理 着服重ねる テレビ塔三セク元社員2人、個別に 」は、さっぽろテレビ塔を運営する札幌市の第三セクター「北海道観光事業」社員による業務上横領事件で、逮捕された元社員2人が、同社の旅行部門で、未収金の回収や経理をそれぞれ1人で行っていたことが道警への取材で分かったと報じる。道警は、2人がチェックの入らないずさんな経理体制のもと、着服を繰り返したとみているとか。道警などによると、約370万円を横領したとして逮捕されたO容疑者(37)は14年以降、顧客から旅行代金を回収する業務を担当していたが、回収金を会社に入れず着服していたとのこと。複数の顧客を1人で担当し、別の社員がチェックしていなかったとの由。約550万円を横領したとされるS容疑者(36)は16年以降、旅行部門で旅行券の管理などを1人で担当し、O容疑者ら営業担当が回収した代金の一部が、旅行券で回収されたように装い、旅行券の在庫をごまかすなどして着服していたとのこと。道警は2人に共謀関係はなく、個別に着服を繰り返していたとみているとか。同社では昨年、2人を含む社員8人による計約1億6千万円の着服が発覚し、道警は残る6人のうち、被害の弁済を終えていない4人を同容疑で月内にも立件する方針とのこと。