三セク債は11自治体にとどまる
東京新聞が2月27日に掲出した「三セク特例債、11自治体が発行 09年度、384億円 」〔共同〕は、第三セクターの破綻処理や公立病院の廃止費用などに充てるため、21年度から5年間に限り認められた地方債「第三セクター等改革推進債」について、初年度は大阪市など11自治体が計384億円の発行を予定していることが総務省のまとめで分かったと報じる。三セクや公営企業を含め、自治体の財政悪化度を判定する自治体財政健全化法が昨年4月に全面施行されたのを契機に、三セクや公 営企業の整理を急ぐ自治体は多く、総務省は「10年度は推進債を発行する自治体がさらに増える」とみていると記事は伝える。11団体のうち、最多の164億円を発行する大阪市は会社更生手続き中の三セク「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)の債務を肩代わりし、北海道稚内市もホテルを運営する三セクの処理に18億円を発行するとのこと。県立病院の地方独立行政法人化に向けて職員の退職金64億円を積み立てる長野県など、1県3市1町は病院事業の廃止に充てるとか。