最低制限価格未満の入札が正しかった事例
東京新聞サイト神奈川ページは2月17日に「マンホール1個2万6800円→268万円 相模原市職員、積算ミス 業者に863万円過払い 」〔松平徳裕〕を掲出。
記事は、相模原市が、同市藤野町の下水道工事の入札で、職員が1個2万6800円のマンホールのふたを百倍の単価268万円と積算ミスした、と16日に発表したと伝える。落札業者には863万1千円が余分に支払われており、市はミスした職員ら関係者を処分し、市監査委員に監査を求める方針とか。市契約課などによると、間違えたマンホールは2個で、設計した市藤野建設課の男性職員が、パソコンに金額を入力する際、二けた誤ったとか。課長らが複数回チェックしたが、見逃した。先月、工事完了の際に気付いたとのこと。昨年7月の入札予定価格は、約七千四百万円で、参加した市内の二業者のうち一社が約六千五百四十万円で落札。別の業者は約5千4百万円で応札したが、積算ミスにより入札価格基準を約二百万円下回り失格となったとか。ミスがなければ、この業者が落札するはずだったとのこと。市は先月26日、落札業者にミスの差額を返還するよう頼んだが、業者側は工事が完了しているなどとして応じなかったとか。市は「こちらのミスで落札業者に落ち度はない。住民監査請求などがあった場合は誠実に対応していく」と話している。
最低制限価格制度の弊害の側面が出た例。