外貨準備が1兆525億ドルに | 公会計の動向

外貨準備が1兆525億ドルに

 日経が10月7日に掲出した「9月末の外貨準備、最高額に 米国債、評価額膨らむ 」は、財務省が7日I発表した外貨準備高が前月末に比べ102億5800万ドル増え、1兆525億9800万ドル(約94兆円)になったと報じる。3カ月連続の増加で、過去最高額を更新したとのこと。米国の長期金利の低下を受けて、保有する米国債の時価評価額が膨らんだもので、ユーロ相場が対ドルで上昇したため、ユーロ建て資産のドル換算額が増えたことも影響したとか。国際通貨基金(IMF)から米ドルやユーロなどと交換可能なSDR(特別引き出し権)が日本に24億ドル分配分されたことも、外貨準備を押し上げたとも。SDRは国際準備資産の1つで、価値は米ドル、円、ポンド、ユーロに連動して決まるとの由。外貨準備は、政府が輸入代金の決済や対外債務の支払いなどに備えて蓄えている外貨建ての資産で、自国通貨が下落した際には、外国為替市場で介入する原資にもなり、日本政府は16年春以降、為替介入をしていないが、外貨準備を米国債などで運用しているため運用益が積み上がっているとの由。これまでの過去最高額は21年8月末の1兆423億ドルだったとか。