復活折衝ではなく首相裁定の形 | 公会計の動向

復活折衝ではなく首相裁定の形

 日経が12月22日に掲出した「09年度予算の重要課題枠、社会保障に手厚く 首相が指示」は、麻生太郎首相が22日午前、21年度予算編成を巡り中川昭一財務相と会談し、3300億円の重要課題推進枠の内訳を決定したと報じる。首相は財務相に、「生活防衛」「地方の底力」「雇用対策」「科学技術」「外交力強化」――の5分野に重点配分するよう指示しており、財務省が同日午後に各省庁に予算の上乗せ額を内示し、24日に閣議決定するとのこと。首相が特に重視したのが社会保障で、医師確保やドクターヘリの拡充、妊婦健診の無料化、出産一時金の引き上げなどに数百億円を追加配分するとのこと。財務省原案の段階で、今年度当初予算比6%減となった公共事業費にも500億円規模の予算が上積みされる見込みとか。3300億円に加え、財務省が調整財源として確保した200億円が各省庁に再配分される額との由。