防衛力整備部門を一元化
時事は10月25日に「装備品選定、内局に新組織=10年度から一元化-防衛省方針」を掲出。
記事は、防衛省が、陸海空各幕僚監部と内部部局(内局)にそれぞれ置かれている防衛力整備部門を一元化し、内局に新たな組織を設置する方針を固めたと報じる。22年度の統合を目指す考えで、近く取りまとめる「組織改革に関する基本的考え方」に盛り込むとのこと。新組織には多数の自衛官(制服組)が入ることになり、内局官僚(背広組)との一体化が進みそうと記事は評する。戦車や戦闘機、艦船など主要装備品の選定は現在、陸海空各幕僚監部の担当部署が独自に計画を作成し、内局と の調整を経て決定されているが、この方法では、陸海空各自衛隊の予算配分が硬直化するという縦割りの弊害が生じていたとか。政府の防衛省改革会議は7月にまとめた報告書で、防衛力整備部門の整理・再編について「一元的に取り扱う新たな整備部門を創設する」よう提言しつつ、制服組に一元化自体への抵抗感が根強かったことから、新組織の具体的な在り方に関しては「さらに検討する」としていた経緯がある。