中部国際空港が09年期は開港後初の赤字へ
毎日は10月9日に「中部国際空港会社:09年3月期、初の赤字転落の見通し」〔米川直己〕を掲出。
記事は、中部国際空港会社(愛知県常滑市)の稲葉社長が9日に同社で記者会見し、09年3月期の業績見通しについて「黒字の維持は難しい」と述べ、05年の開港以来、初めて赤字に転落するとの見通しを示したと報じる。中部空港は年初来の原油高などで旅客、貨物ともに減便や撤退が相次ぎ、航空各社が燃油サーチャージを導入したことで旅客数も減少していて、特に貨物便はピーク時の週54便(07年夏期)から同27便(08年夏 期)に半減しており、黒字維持は困難な情勢となったとか。同社は5月時点では、09年3月期の業績予想を「1億円の黒字~数億円の赤字」としていたが、稲葉社長は会見で「想像を超える嵐の中にあり、これまでで最も厳しい経営環境に直面している」との認識を示し、今後についても「旅行需要の回復や運休路線の再開には相当な時間を要する。当面は厳しい環境が続く」と述べたと記事は伝える。