和歌山県美里町の別途資金
読売サイト関西発ページは3月7日に「和歌山・旧美里町、裏金新たに5億4000万円」を掲出。
記事は、和歌山県旧美里町(現・紀美野町)で町長が自由に使える裏金が存在していた問題で、すでに発覚している約2億8000万円の裏金とは別に、業者から寄付の形で受け取った約5億4000万円が裏金としてプールされていたと報じる。5億4000万円はその後、一般会計に繰り入れられ、町内のトンネル工事などに使われたとか。ずさんな資金管理について、県警は町からの告発を待って背任容疑などで捜査に乗り出す方針とのこと。関係者によると、同町の最後の町長だった段木晃氏(60)が前任の小馬場俊彦氏(83)から引き継いだ11年6月には、町の出納とは別の当時の収入役名義など複数の口座に計8億2000万円がプールされており、5億4000万円は、10年ごろから、町内でゴルフ場開発にかかわった複数の企業から町が寄付金を受け取り、口座に積み立てていたとの由。段木氏によると、小馬場氏から町長を引き継いだ際、「一般会計にあててほしい」と言われ、翌12年6月に業者からの「寄付金」として、町議会の承認を得て同年度の補正予算で一般会計に繰り入れたとか。当時の同町の予算規模は約35億円で、補正予算案が町議会に提案された際、町議から「何の金なのか」「怪しい金ではないか」との声が上がったとのこと。段木氏は「繰り入れまでに時間が空いたので誤解を招くかもしれないが、裏金とは思っていない」、小馬場氏も「寄付は町政に役立ててほしいとの趣旨だった。一時的に預かったものでやましい金ではない」と話していると記事は伝える。一方、収入役名義の口座にプールされていた2億8000万円については、県職員などへの官官接待として温泉宿泊施設の宿泊券600万円、宴会代283万円、お中元などの購入費427万円など計約1500万円を支出し、段木氏の自宅に通じる道路整備費700万円などにも使われていたことが確認されているとのこと。