公立病院の収支が悪化 | 公会計の動向

公立病院の収支が悪化

 読売は3月3日に「公立病院の事業収支、06年度決算で1997億円の赤字」を掲出。

 記事は、都道府県や市町村などによる病院事業の収支は2006年度決算で、1997億円の赤字となったことが総務省のまとめで分かったと報じる。前年度比で567億円悪化したとか。総務省の06年度の地方公営企業決算の概況によると、病院事業全体の経常収益は3兆9791億円だったのに対し、経常費用は4兆1788億円で、累積欠損金は1兆8736億円に上り、973の自治体病院のうち、721病院が赤字とのこと。自治体病院は小児、救急、山間地、離島の医療など、民間では採算を得るのが難しい医療を担っており、総務省は、赤字の拡大について、<1>診療報酬改定で、料金収入が減った、<2>自治体財政の悪化で、一般会計からの繰り入れが減少した病院が多かった、ことなどが原因とみていると記事は伝える。各自治体は、地方公共団体財政健全化法に基づき、08年度決算から、自治体病院などの公営企業と一般会計などの連結決算を踏まえ、財政再生団体となるかどうかが判断されるため、各自治体は今後、赤字病院の経営改善策を迫られそうと記事は伝える。