入札公告逃れの分割発注で戒告処分 | 公会計の動向

入札公告逃れの分割発注で戒告処分

 河北新報ニュースは2月29日に「東北大病院幹部ら処分 工事不適切契約で信用失墜」を掲出。

 記事は、東北大病院(仙台市青葉区)の眼科手術室工事をめぐる不適切な契約問題で、東北大が29日、病院の長谷山則夫事務部長と経理課長を戒告の懲戒処分にし、また、懲戒処分の2人とは別に服務上の措置として、里見進院長ら5人を訓告や厳重注意にしたと報じる。同病院は2006年11月着工の眼科手術室工事で、1000万円以上が対象となる一般競争入札を逃れようと、2310万円の工事を3分割して業者に発注し、随意契約を結んだもので、契約手続きは工事後に行い、内容も公表していなかったとか。訓告は里見院長のほか、施設企画室長と同室補佐、厳重注意は係長2人で、眼科教授については法令・規則違反はなかったとして処分を見送ったとのこと。大学は、学内に設けた調査検討委員会の調査報告に基づき、昨年11月から懲戒委員会と専門委員会で処分を検討してきており、折原守理事(人事労務担当)は処分の理由を「複数の学内規定に違反し、大学の社会的信用を失墜させた責任は大きい」と説明したとか。井上明久総長は「関係した職員は学内規則によって厳正に処分した。これを機に一層の法令順守推進に努めたい」とのコメントを出したとの由。