会計検査前の点検で職員の着服を発見
読売は1月17日に「那須塩原市職員、1285万着服 合併前,浄化槽補助金を架空請求」を掲出。
記事は、那須塩原市が16日、同市の30歳代の男性職員が、合併前の旧西那須野町職員だった15年~16年に国や県、町の合併処理浄化槽設置補助金を架空請求して約1285万円を着服していたとして、公文書偽造・同行使と詐欺容疑で那須塩原署に告訴すると発表したと伝える。今月10日に発覚し、職員は着服を認め、自宅謹慎処分となっているとのこと。市の調べによると、職員は町生活環境課に勤務していた15年10月から16年12月にかけて、住民から申請がないにもかかわらず、同補助金の申請書類を偽造して請求し、1件当たり35万4000円~51万9000円、計32件1284万9000円(国庫428万3000円、県費342万6400円、町費513万9600円)をだまし取った疑いとのこと。職員は「住宅ローンの返済などに充てた」と話しているが、市の調査では、住宅ローンの支払いをした事実はないとか。今月10日、会計検査院の検査を前に、市建設部が15~19年度の5年分の書類を点検して架空請求を見つけたもので、書類は架空の住所、氏名で、現場写真は過去に設置したものを添付していたとのこと。原本を添付すべき登録浄化槽管理票や保証登録書はなかったとか。職員は、町生活環境課で13年4月から合併直前の16年12月末まで、同補助金申請の業務を担当しており、当時は課長以下4人がいて、本来は申請時と完成時、複数で現場確認をすることになっていたが、実際は持ち回りで事務処理をしていたといい、市もチェックや業務のずさんさを認めていると記事は伝える。