三セクの赤字が減少
毎日は1月9日に「<第三セクター>3分の1が赤字 債務超過総額3131億円」〔七井辰男〕を掲出。
記事は、地方自治体から出資や財政的支援を受けている6524の第三セクターのうち、約3分の1(33.3%)にあたる2172法人が、18年度末で赤字を計上していたことが総務省の調査で明らかになったと報じる。赤字の三セクのうち、負債が資産を上回る債務超過に陥っているのは375法人で、債務超過の総額は3131億円に上るとか。赤字法人の占める割合は17年度末の36.5%より改善したものの、債務超過の法人の割合は5.7%と0.2ポイント悪化したとのこと。債務超過の多い業務分野は、(1)観光・レジャー(11.4%)、(2)住宅・都市サービス(10.5%)、(3)運輸・道路(10. 3%)、の順とか。三セクの経営破綻に備えて自治体が金融機関と損失補償契約をしているのは516法人あり、対象額は2兆764億円となっていて、額は前年度末より2344億円減ったものの、法人数は27増えているとか。総務省はすでに損失補償を原則、認めない方針を決めており、年度内にそのガイドラインをまとめるが、三セクがなお、自治体の財政健全化の足かせになっていると記事は評する。