長崎裏金は外部の批判をおそれての使途隠蔽が目的
西日本新聞サイトは6月8日付け西日本新聞朝刊として「県庁裏金詐取事件 元課長補佐が証言 長崎地裁」を掲出。
記事は、長崎県庁の裏金問題で、公金230万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた県政策企画課の元課長補佐(47)の第2回公判が7日、長崎地裁であり、被告人質問で被告が、上司や同僚から聞いた話として、「同僚との飲食代や『官官接待』の費用を県の食糧費から支出していたが、市民オンブズマンなどから批判を浴びた1995年以降は、『預け』と呼ばれる裏金の中から流用していた」と証言したと報じる。また、被告は「裏金づくりを断ると融通が利かない男と言われ、人事面で不利な評価を受けると思った。上司から『九州大 以外は大学じゃない』とも言われた。(九大出身ではない)自分が彼らに負けたくない気持ちもあり、裏金づくりを続けた」とも語ったとか。被告の弁護士によると、県は5日付で同被告に対し、私的流用したとされる公金3100万円の返還を内容証明付きの文書で請求しており、被告は既に840万円を県に返還しているものの、全額返済は困難なため、県側と交渉するとのこと。官官接待費に裏金が流用された疑いを指摘されたことについて、県人事課は「これまでの調査で(裏金を)飲食代などに流用したケースは被告の事案以外に確認されなかった。裁判は継続中であり、今後の推移を見守りながら県の対応を検討したい」と話していると記事は伝える。