リフォーム業者の販売する住宅を消費税非課税にしようという暴論
朝日は5月31日に「中古リフォーム住宅売買の消費税、軽減要求へ 自民党」を掲出。
記事は、自民党と国土交通省が、リフォームした中古住宅を購入する際にかかる消費税の軽減について、財務省と調整を進める方針を決めたと報じる。日本の住宅市場では新築物件が多く、中古住宅は1割程度と7~8割に達する米国や英国に比べて極端に少ないとか。税金軽減で良質の中古住宅の流通を増やすことで、消費者の住み替えの選択肢を広げるのが狙いとのこと。個人間取引に消費税はかからないので、個人間の中古住宅売買を業者が仲介する場合には現在も消費税がかかっていないが、業者が住宅をいったん買い取り、リフォームした後に販売する場合は課税対象となり、この消費税について、自民党の住宅土地調査会(福田康夫会長)は近く発表する「200年住宅ビジョン」の中で「軽減について検討すべきだ」と提言するとの由。財務省は非課税範囲の拡大には慎重な姿勢で、消費税が社会政策的配慮から非課税扱いとなる取引は医療や介護サービス、埋葬、学校の授業料などに限定されており、中古住宅の税率軽減を巡る今後の調整も難航すると見られると記事は伝える。国交省によると、国内住宅の「平均寿命」は約30年で、米国の55年、英国の77年と比べかなり短く、このように寿命が短いのは強度面で問題が生じていなくても建て替えられることが多いのが原因で、自民党のビジョンは、耐震性と耐久性を高めたはりや壁を使い、壁を取り払って間取りを自由に変えられる住宅の普及を求めているとのこと。当初建設費は割高だが「200年利用できれば50年ごとに建て替えるより総国民負担は3分の2に軽減される」とか。
許すべきではないと思う。