売上金窃盗手口を聞いたことがある職員が15%
神奈川新聞サイトは5月25日に「売上金窃盗手口を職員4割「知っている」/横浜市営バス」を掲出。
記事は、横浜市営バスの売上金約8800万円が不足している問題をめぐり、横浜市交通局職員(36)=22日付で懲戒免職処分=が市営バスの売上金を盗み起訴された事件で、内部調査を進めている市交通局が24日に市会常任委員会で「4割以上の者が犯行手口を知っていた」と説明したと報じる。県警などの調べでは、被告は4月5、10日の未明に、売上金の入った金庫回収機のコンテナのふたを定規のようなものを使って開け、計約21万円を盗んでおり、供述などから、勤務していた保土ケ谷、緑の両営業所から計約6百万円近くを盗んでいたものとみられるとか。この問題を受け、交通局が今月中旬、管理職ら関係者165人(158人回答)に無記名アンケートを行ったところ、犯行手口について50人(約32%)が「知っている」、15人(約9%)が「他の人から聞いたことがある」と回答し、「知らない」と答えたのは半数の87人だったとか。池田輝政局長は「実に多い数字。4割もの職員が、正規の手順を踏まずに現金を取り出す方法を知っていたことになる」と顔をしかめたと記事は伝える。交通局によると、16年4月から19年4月にかけて浅間町、本牧、野庭、保土ケ谷、緑の計5営業所で計約8800万円の売上金が不足しており、このうち、被告が勤務していなかった営業所分の8千万円余の行方は、いまだ不明のままになっているとか。もっとも、本牧や浅間町はある時期を境にピタリと不足状態が止まっており、野庭は17年3月で閉鎖されていて、追跡調査は難しい状況とのこと。県警は交通局のずさんな公金管理を指摘しており、ある捜査幹部は「捜査はしているが、被害金額が正確に分からず、難しい捜査だ」と語っているとか。