名古屋の仕切り役
読売は3月1日に「仕切り役、工事代配分率も直接裁定…名古屋地下鉄談合」を掲出。
記事は、名古屋市発注の地下鉄工事を巡る談合事件で、名古屋地検特捜部に独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で逮捕された大手ゼネコン「大林組」名古屋支店元顧問(70)(別の談合事件で公判中)が、3社で構成する受注予定共同企業体(JV)の幹事社から、3社の編成、工事代金の配分割合までを決めていたと報じる。名古屋地区の談合は会合を極力持たない形で行われていたが、同工事は規模が大きく調整が難航し、元顧問が各社の談合業務担当者を集めて、直接裁定を下す異例の方式がとられていたとか。関係者によると、東海地方の談合の仕切り役だった元顧問は通常、各社の業務担当者から個別に受注の希望を聞き、後日、調整結果を各社に個別に伝えていたが、18年2月と6月に入札が行われた名古屋市営地下鉄6号線(桜通線)延伸工事は、駅舎建設なども含めると総事業費が約990億円に上る「目玉工事」(ゼネコン関係者)で、一部の工区で各社の希望が衝突したため、元顧問は17年12月中旬に各社の「チーフ」と呼ばれる業務担当責任者を集め、「今回は我慢してくれ」などと各社のチーフを説得したうえで、各工区を落札するJVの幹事社を大手、準大手の中から決定し、次に、幹事社とJVを組む2、3番手企業を、受注実績などをもとに中堅・地元ゼネコンの中から選んだとか。さらに、JVを組む各社の取り分も、幹事社、2番手、3番手の順に「5対3対2」の割合で分配するよう指示しており、複数のゼネコン関係者は「長年、談合を取り仕切ってきた元顧問が直接、裁定に乗り出したので、従わざるを得なかった」と話しているとのこと。
記事は、名古屋市発注の地下鉄工事を巡る談合事件で、名古屋地検特捜部に独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で逮捕された大手ゼネコン「大林組」名古屋支店元顧問(70)(別の談合事件で公判中)が、3社で構成する受注予定共同企業体(JV)の幹事社から、3社の編成、工事代金の配分割合までを決めていたと報じる。名古屋地区の談合は会合を極力持たない形で行われていたが、同工事は規模が大きく調整が難航し、元顧問が各社の談合業務担当者を集めて、直接裁定を下す異例の方式がとられていたとか。関係者によると、東海地方の談合の仕切り役だった元顧問は通常、各社の業務担当者から個別に受注の希望を聞き、後日、調整結果を各社に個別に伝えていたが、18年2月と6月に入札が行われた名古屋市営地下鉄6号線(桜通線)延伸工事は、駅舎建設なども含めると総事業費が約990億円に上る「目玉工事」(ゼネコン関係者)で、一部の工区で各社の希望が衝突したため、元顧問は17年12月中旬に各社の「チーフ」と呼ばれる業務担当責任者を集め、「今回は我慢してくれ」などと各社のチーフを説得したうえで、各工区を落札するJVの幹事社を大手、準大手の中から決定し、次に、幹事社とJVを組む2、3番手企業を、受注実績などをもとに中堅・地元ゼネコンの中から選んだとか。さらに、JVを組む各社の取り分も、幹事社、2番手、3番手の順に「5対3対2」の割合で分配するよう指示しており、複数のゼネコン関係者は「長年、談合を取り仕切ってきた元顧問が直接、裁定に乗り出したので、従わざるを得なかった」と話しているとのこと。