NHKにも市場化テスト | 公会計の動向

NHKにも市場化テスト

 1月23日付け日本経済新聞朝刊1面に「NHK受信料徴収、外部委託求める―総務相、コスト減へ意見書」の記事。
 記事は、菅義偉総務相が、NHK受信料の徴収について外部委託を含めた抜本的な見直し策を講じるようNHKに要請する方針を決めたと報じる。コスト削減を進めることで、将来の受信料値下げの原資にすることを求めるもので、NHKの19年度予算案に対する総務相の意見書として添付すると記事は伝える。菅総務相はNHK受信料の支払いを20年度から義務化するための放送法改正案を今月25日召集の通常国会に提出する方針で、その代わり、毎月支払う受信料を2割前後引き下げることを要請してきており、これに関連し総務相は徴収体制についても大幅に見直すことが必要と判断したもので、国会承認を必要とするNHK予算案に総務相が意見を付けるのは珍しくないが、受信料引き下げの要求を盛り込むのは異例とか。菅総務相が打ち出すのは、受信料の徴収に際し、NHKが可能な限り外部委託を利用する案であり、NHK自身と民間事業者で競わせるという、政府の事業などで実施している「市場化テスト」の考え方をNHKが採用するよう求めるもので、総務相は経費削減の数値目標の提出も求めるとか。