独法の業務の見直しが行われている | 公会計の動向

独法の業務の見直しが行われている

 毎日サイトは12月24日に「独立行政法人:業務廃止・効率化でコスト1900億円削減」〔小林多美子〕を掲出。

 記事は、政府の行政改革推進本部(本部長・安倍晋三首相)が24日、9府省が所管している23独立行政法人(独法)の業務を廃止・効率化し、13年度までに約1900億円のコストを削減する見直し案を決定したと報じる。国から独法に出されている運営交付金の削減につなげるもので、基金・公益法人についても、業務の廃止・効率化により、今後数年間で33基金が国からの補助金・助成金約1700億円を国庫に返納するとのこと。見直し対象の23独法は、今年度と来年度で事業の中期目標(3~5年間)が終わり、次の中期目標で削減に取り組むとか。主な見直し内容は、▽雇用・能力開発機構(厚生労働省所管)の雇用管理に関する助成金などを570億円削減、▽科学技術振興機構と日本学術振興会(共に文部科学省所管)の研究助成金の重複分など470億円削減、▽自動車検査(国土交通省所管)の役職員875人の非公務員化、▽新エネルギー・産業技術総合開発機構(経済産業省所管)の省エネルギー債務保証の廃止、▽政策金融機関の統廃合で独法の融資業務規模を約1800億円縮小し、資金180億円を国庫に返納、などとのこと。また、国際交流基金(外務省所管)など6法人で、新たに市場化テスト(官民競争入札)を導入するとか。一方、基金・公益法人の業務見直しは、76法人が抱える補助金の交付により作られた121基金155事業が対象で、高年齢者雇用開発協会の緊急雇用創出特別基金など19基金・事業を廃止するなど、33基金が1700億円を国庫に返すとのこと。18年度段階で、121基金残高の国庫補助・助成金分は約1兆420億円で、返納分は、その16%に相当すると記事は伝える。