長崎県庁の「預け金」を業者は別途管理し、支出の度に雑収入で受入れ
長崎新聞サイトは「11月10日のながさきニュース」として「県庁裏金 「預け」流用 業者交際費で立て替え」を掲出。
記事は、県庁の裏金問題で、県職員の私的飲食費を業者管理の「預け」と呼ばれる裏金で支出する際、業者側はいったん自社の交際費名目で立て替えた後に裏金残高と相殺し、正当な会計処理を装っていたと報じる。飲食費支払いに業者が難色を示すと、県側は「断るならほかの業者に頼む」と高圧的な態度を示したとか。証言した業者は、金子知事が「預け」全廃を指示する以前の話としたが、県職員による私的流用と裏金の処理方法の一端をうかがわせる内容と記事は評する。業者は、県職員が飲食店で飲み食いした分の請求書を受け取り、自社の交際費から支出したよう内部処理し、支出分を裏金から雑収入などとして引き落としていたとし、「帳簿上は適正な会計処理になっていた」と話したとのこと。事務用品の架空取引で捻出された裏金は、業者側にプールされた後、使っても県庁側に領収書などを提出する必要がなく、業者は「裏金はあらゆる使い方ができるが、飲み食いの支払いを強要する県職員側にも問題があった」と指摘したとか。この業者が県職員の私的流用に応じていたのは6年ごろまでで、業者は「当時の裏金の額は、今回公表された額(11年6月現在で約1億8千万円)の比ではなかった。8年ごろがピークだった」とし、当時の帳簿類は既に廃棄しているとか。