旅券のネット申請手続が10月で終了
読売は10月30日に「旅券のネット申請、2年で幕…40億かけ利用300件」を配信。
記事は、国を挙げて推進するオンライン申請のうち、「旅券(パスポート)電子申請システム」が31日、利用低迷を理由に、運用開始から2年8か月で停止されると報じる。システムにつぎ込まれた公費は約40億円に達するが、利用は約300件しかなかったとか。国のオンライン申請中、不名誉の廃止第1号となるが、「政府の強い押しで始めた事業」「事業決定したのは外務省」と、外務省と内閣官房などが責任を転嫁しあっていると記事は伝える。同システムは、16年3月に運用開始され、これまでに費やした運営費は計約20億円、システム開発費は計約20億円に上るが、利用はわずか 303件で、1件あたり1300万円以上かかった計算とか。外務省は9月末で受け付けを終了し、今月末でシステムを完全に停止するとのこと。外務省は事前に、利用の需要予測を行わないまま実用化に踏み切ったが、〈1〉10年か5年に1度しか利用機会がない、〈2〉申請には住民基本台帳カードの取得や、住基カード読み込み用機材(約3000円)の購入が必要、で、当初からハードルは高かったとか。