財務省が研究成果公開促進費の無駄遣いを指摘 | 公会計の動向

財務省が研究成果公開促進費の無駄遣いを指摘

 10月21日付け日本経済新聞朝刊5面に「iPod購入はデータベース費!?、科技関連予算で無駄遣い――財務省調査」の記事。

 記事は、財務省が20日、大学や学会が研究成果を公表するための予算の使い道を調査した結果を発表し、それによると、「データベース作成」の名目で携帯音楽プレーヤー「iPod」や実験器具などの購入事例が判明し、厳しい財政状況の中で優遇されている科学技術関連予算に無駄遣いが潜む実態が明らかになったと報じる。財務省は19年度予算編成で厳格に査定する方針とか。調査は17年度に交付した「研究成果公開促進費」30億5千万円のうち、日本学術振興会を通じて交付したデータベース作成費と学術定期刊行物出版費(合計7億3100万円)を対象に実施したもので、データベース作成費ではこのほか、アルバイト料の7割を消耗品の購入に流用した例も見つかったとか。刊行物でも出版したうちの9割が在庫となり、数年間保管した後に廃棄されるなど、明らかに過剰な予算請求があったとも。