岐阜県では13年に裏金で厳しい処分 | 公会計の動向

岐阜県では13年に裏金で厳しい処分

 東京新聞はサイト9月8日に「厳しい処分隠ぺい促す 『裏金ない』と調査せず」を掲出。

 記事は、岐阜県庁の裏金問題で、13年に旧県中山間地農業試験場(現県中山間農業研究所)などで裏金が発覚し、関係職員に厳しい処分が出たことがきっかけで、裏金の隠ぺい工作が一気に拡大したと報じる。県は当時、「裏金は(ほかには)存在しない」との立場を崩さなかったため、処分を恐れた職員が隠ぺいに走ったとみられると記事は伝える。13年に明るみに出たのは、旧県中山間地農業試験場と旧高冷地農業試験場の裏金約3千万円で、「『厳しく処分を』という梶原拓知事(当時)の意向」(元県幹部)で、知事を含む39人が停職6カ月などの処分を受け、場長ら3人が諭旨免職処分となったとか。金銭の返還も多額になり、関係者によると、処分が出て1カ月もしないうちに、総額約3280万円(利息5%分含む)が返還されたとのこと。ひとまず諭旨免職の3人らが全額を支払った後、同僚やOBらが負担金やカンパを寄せたとか。この処分後、職員の間では「免職まで出るとは」と動揺が広がり、裏金の組合口座への移管や個人保管で隠ぺいを図る庶務担当者が相次いでおり、第三者組織の検討委員会は「(裏金は)存在しないはずで、見つかれば厳しく処分する」という梶原氏の当時の姿勢が招いた結果と指摘しているとか。処分を受けた元職員は「なぜ、あの時、徹底調査して全庁的な裏金の存在を明らかにしてくれなかったのかと思う。そうすれば私たちだけが“血祭り”に上げられることはなかった」と話しているとか。