国立大学法人の17年度決算
読売は9月4日に「東大の利益は57億円、国立大法人の決算公表」を配信。
記事は、文部科学省が4日、国立大学法人の17年度決算を公表したと報じる。91法人の経常収益は計2兆4803億円、経常費用は計2兆4118億円で、積立金の取り崩しなどを加味した総利益は、716億1700万円とか。利益が最も多かったのは東京大で、57億2814万円とのこと。国立大学法人化の初年度に当たり、国からの債権引き継ぎなどがあったため、収益がふくらんだ16年度との比較では、総利益は35・1%減だが、利益の主な内容は、特許料収入の増加(約118億円 )、競争的研究補助金の増加(約68億円)、人件費の節減(約137億円)などとか。91法人のうち、各大学が共同利用できる研究機関「大学共同利用機関法人」の4法人を除いた87大学では、東京大、大阪大、北海道大など9校が20億円以上の利益を計上したとのこと。文科省は「上位はいずれも資産規模や事業規模が大きいうえ、付属病院を持っていることが収入増にプラスに働いたようだ」と見ており、その他の大学でも、外部資金を積極的に獲得したり、業務の見直しによる経費節減を図ったりした結果、当初の計画以上の増収につながったケースも多いとか。一方、3校が「赤字」だったが、同省は「いずれも、実施中の付属病院の整備事業で損失を出したと見られる」としていると記事は伝える。