夕張市が過年度更正の補正予算
北海道新聞サイトは8月18日に「違法処理「更正」 一般会計239億円 夕張市が補正予算案」〔夕張〕を掲出。
記事は、財政再建団体入りを決めた夕張市が17日、人件費の削減案などを審議する18日の臨時市議会に提出する本年度の一般会計などの補正予算案を公表したと報じる。人件費2億8千万円を削減する一方、昨年度分として会計処理しながら、実際は出納整理期間(4、5月)後に違法処理した収入支出を計上したため、一般会計の補正予算は128億円が239億円に膨れ上がったとか。新規事業がまったくないのに一般会計の補正予算案が大幅に増えたのは 、17年度の出納整理期間後に会計処理した分を本年度分に「更正」したためで、一般会計と五つの特別会計間の貸付金と返還金を「更正」し、一般会計は歳入で102億6千5百万円、歳出で104億8百万円を追加計上し、これに伴い、一般会計など6会計で昨年度決算が赤字となって、本年度の各会計補正予算案で、繰り上げ充用を行うとのこと。補正額(繰り上げ充用額)は観光会計で52億円、一般会計でも8億5千5百万円に達するとか。一般会計では、「更正」により歳出が歳入を1億4千万円上回り、これに繰り上げ充用分を足した約10億円と、人件費削減分の2億790万円との差額7億9千万円について、市は予算上、市所有地の売却益を充てるとのこと。起債が認められにくい中での苦肉の策といえ、市は「どの土地を売るとか、決めてはいないが、財産はあるので計上した」と説明しているとか。