国民年金保険料の強制徴収が急増 | 公会計の動向

国民年金保険料の強制徴収が急増

 朝日は7月4日に「国民年金保険料の強制徴収対象17万人 前年の5倍」を配信。

 記事は、十分な所得や資産があるのに国民年金保険料を納付していない悪質な滞納に対する強制徴収対象者が、17年度は前年度の約5倍の17万2440人にのぼったことが社会保険庁のまとめでわかったと報じる。昨年秋に市町村から入手できるようになった加入者の所得情報を活用して、高所得者を対象に徴収対策を強化したためで、今年度は35万人に拡大して、納付率向上につなげる方針とか。強制徴収は約400万人の長期未納者のうち、主に所得が高い人たちを対象に15年度から強化しており、文書や戸別訪問による催促にも応じない場合、最終催告状を送ることで強制徴収手続きに入るとのこと。17年度は17万2440人に催告状を送り、このうち4万3248人が納付に応じ、その後の催促にも応じなかったために財産を差し押さえたのは2697人で、残る約12万5千人には、説得を続けているとか。17年度の保険料の納付率は、69・5%の当初計画に対し67・8%(速報値)にとどまり、保険料の不正免除問題で明らかになっている不正処理分を修正すると、さらに0・5ポイント程度下がる可能性があるとのこと。同庁は19年度に納付率を80%に引き上げる目標は崩しておらず、引き続き強制徴収の拡大などにより納付率の向上を目指す方針と記事は伝える。