香川県が1億円超の支出を公開 | 公会計の動向

香川県が1億円超の支出を公開

 四国新聞社サイトは3月21日に「県、1億円超支出公開-執行に透明性」を掲出。

 記事は、公金支出の透明性を高めるため、香川県が、1億円以上の対外的な支出について18年度から、案件ごとに時期や金額、相手先などをホームページ上で公開することを20日の2月定例県議会で明らかにしたと報じる。財政状況が厳しさを増す中、予算の執行にはより高い透明性の確保が不可欠と判断したとのこと。香川県出納局によると、対外支出の金額や相手先を個別案件ごとに公開するのは都道府県で初めてとか。公金支出について、香川県は15年度から、ホームページ上の「県政基本情報」の中で大まかな支払い状況を公開しており、「交際費」「工事請負費」「職員手当」などの費目ごとに月ごとの総額や年度累計を公開してきたが、全国の自治体や団体で公金の不適切な支出や横領事案が相次いでいることや、財政状況が厳しさを増す中で予算執行に透明性を高める配慮が不可欠と判断し、個人情報にあたる場合を除いて、支出した時期、金額、相手先を新たに公開することを決めたとのこと。個人からの用地買収などの案件は、金額や相手先が非公開となる見通しとか。公開は四半期ごとで、1回目は18年の4―6月分を8月中の掲載を予定していると記事は伝える。費目は「身体障害者総合リハビリテーションセンターの管理運営委託料」「中小企業振興融資の原資預託」などと具体的に示し、相手先も「高松市長」「県信用保証協会」などと明記するとのこと。1億円以上の支出を16年度の実績でみると、3百件程度が当てはまるとか。知事は「これらの取り組みを通じ、公金支出の透明性確保と県民への積極的な行政情報の提供に努める」と述べたとの由。