三セクの法的整理は巨額化
2月14日付け日経金融新聞7面に「三セク法的整理、負債総額が8倍増――05年3247億円、件数は微増13社」の記事。
記事は、東京商工リサーチの調査によると、第三セクターの法的整理が17年に13件で、16年の11社から微増だが、東京や大阪の湾岸再開発に絡む大型案件の処理が進んでいて、負債総額でみると3247億円と前年の8倍に膨れあがったと報じる。法的整理をした13社はいずれも多額の負債を抱えていて、自治体と民間が負う処理負担も大きく、東京都は臨海部の三セク2社を整理し、金融機関などとあわせ889億円の債権を放棄するとのこと。福岡 市も「サン・ピア博多」で他の債権者とともに9割の債権放棄を求められているとか。総務省によると、三セクなど外郭団体への自治体の貸付金残高は16年度末で5兆円超あり、金利上昇局面が迫るなか、不採算部門の放置は地方財政をより悪化させかねず、竹中平蔵総務相は自治体に負債の管理を徹底するよう求めていて三セク処理は増える可能性が大きいと記事は伝える。