予算の水増し計上を「ムダ」と表現するメディアがいる | 公会計の動向

予算の水増し計上を「ムダ」と表現するメディアがいる

 1月11日付け日本経済新聞朝刊5面に「予算、事後点検を強化、05年度分870億円ムダ発覚、財務省、査定見直しも課題」の記事。

 記事は、18年度の予算編成で、財務省が前年度予算の執行状況を洗い直したところ、実績のない事業や過剰計上など約870億円ものムダが発覚したと報じるが、これは限りなく誤報に近い。ムダというのは不必要なものだが、ここで問題になっているのは過大な見積もりであって、いわば実体がない水増しということである。水増し部分を「ムダ」と表現するのはおかしい。